十勝岳→大雪山・旭岳を縦走してきました(Part5)
9月19日からの連休で行ってきた北海道の十勝岳から大雪山・旭岳縦走の続きです。
今回は白雲岳から先、北海道最高峰の旭岳に登ります。
前回の様子は↓から
最初から読む場合は↓からどうぞ
白雲岳→旭岳
白雲岳から旭岳の方向に向かいます。
このあたり昨日から今まで歩いてきた道とは違って人がかなり多くなってきます。
自分が向かう旭岳の方向ではなく赤岳方面に向かう人が多い様子。
銀泉台からのルートだと余裕で日帰りできそうですね。
北海岳へ向かう途中に雲が出てきました。
緩やかな登りでトレイルランナーな人に追い抜かされます。
抜かされるのは悔しいので必死で食い下がりますがさすがに登山装備では太刀打ちできませんでした。
このあたりいろいろなルートが取れるのでトレイルランニングするのも楽しいかもしれませんね。
そして北海岳に。
曇りがちな天気です
しばらく進んで
カルデラが見えてきます
砂礫の道を進んで
間宮岳へ。
ここからは旭岳に向けての登り
曇っていて山頂は見えません
裏旭のキャンプ指定地を過ぎると
急で滑りやすい道に
富士山の馬の背がずっと続いているような感じです
そして12時45分頃に旭岳山頂へ
標高2291mの北海道最高峰に登頂です!
旭岳→旭岳温泉
旭岳の山頂で休憩しようかと思いましたが、曇っていて何も見えないのに加えて風が強くなってきたので先に進みます。
旭岳からの下りは道が滑りやすい砂礫で富士山の吉田口の下りのような感じ。
人も急に多くなってきて先ほどまでとは客層が全然違う感じ。
ロープウェイで登ってこられるからでしょうか、ガチな登山装備の人はあまりいなくて、ラフな格好の若者のグループや家族連れなど観光地に来ている気分。
なるほど、例えるならここは北海道民にとっての富士山なのだと。
そんなこんなで下っていくと
岩があったり
しばらく進むと
下の方は晴れてきて
姿見の池と遠くには忠別ダムが見えます。
煙が上がっていて活火山であることが感じられます
さらに下ると旭岳石室があって
姿見の池へ
池の向こうに旭岳が。山頂の雲は取れたようですね。
姿見からはロープウェイがありますが歩いて下ることにします
ロープウェイと登山道との分岐点から旭岳を見て
さらに下ります。
最初は下りやすい道なので走ったりしていたのですが
徐々に岩の間から水が出て泥だらけの道になったりして
木道もあったりする道を通って
午後2時半くらいに下山しました。
下山後は旭岳温泉の「ホテルベアモンテ」で温泉に入って休みました。
というわけで2日間の十勝岳から大雪山・旭岳までの縦走はこれで終了。
最初に思っていたよりもコースの難易度は低い感じで特に危険なところもありませんでしたが、
1日目は風が強くて雨が降ると急に寒くなってきたりするので装備が甘ければ低体温症になりそうだというのを改めて実感しました。
それでも2日目は晴れて絶景が広がって気持ちのいい登山ができたので、
北海道の山は気候による差が激しいところに厳しさがあるんだろうなと感じました。
それでも2日間でとても楽しい登山が楽しめたので、また北海道の山に来たいなと思います。