富士登山競走を走ってきました。(Part3)
前回からだいぶあいてしまいましたが富士登山競走の続きです。
(ヤマノススメを見てたら富士山に登るとか言ってたので思い出しましたw)
前回までは以下よりご覧ください。
五合目~八合目
五合目の佐藤小屋には2時間12分で到着。
給水所で水とアクエリアスを補給するとその先にバナナとパンが。
パンが喉に詰まって水分が欲しくなるも水分は後ろにしかないため戻ろうとするが次から次へとランナーがやってくるためなかなか戻れずに水分が補給できない。
結局そこで2分位ロスしたか。
ここは食料の後にも水分補給できるようにして欲しかったところ。
結局五合目を後にしたのは2時間15分ころ。
予定では2時間10分には通過している予定だったのでかなりの遅れです。
六合目の富士山安全センターを越えるとスバルラインからのルートと合流。
いよいよここからは一般登山ルートに入ります。
登山競走のランナーと一般の登山客が入り混じり走りづらくなります。
しかも砂礫が続き非常に歩きづらい。
七合目花小屋の給水所は2時間55分で通過。
このあたりからは岩場が続きます。
岩場では混み合いますがなんとか隙間を通って抜いていきます。
八合目太子館の給水所に3時間29分で到着。
ところで、八合目はいくつもあって
最後の本八合目富士山ホテルが八合目の関門だというのは知っていたのですが、
最初の八合目太子館を通過してから長い長い。
白雲荘の給水所を3時間45分で通過。
八合目関門の制限時間まであと15分。
このままでは完走どころか八合目関門でリタイアとなってしまう。
かといってこれまでの疲れもありなかなかペースが上がらない。
八合目~山頂
本八合目富士山ホテルの関門を制限時間4時間の1分前に何とか通過。
しかしここからゴールの制限時間4時間30分までは30分ちょっと。
事前の予想では35分はかかる計算だったので焦ります。
しかしながら急げども急げども空回り。ペースは全く上がらず。
9合目の鳥居に4時間21分で到着。
ゴールはあと少しのところに見えているのになかなか近づかない。
上から応援の声が聞こえてきます。
「あと3分〜!!!」「あと2分〜!!!」「あと1分〜!!!」
「5,4,3,2,1・・・」
シーン・・・
さっきまであれだけ響いていた応援の声が全くなくなり、あたりは静まり返ります。
制限時間4時間30分を超過・・・
完走ならず。
これまで走り続けてきたことが無になった瞬間、眼から涙が。
悔しくて、悔しくて・・・
まさかこの自分が走ってて涙をながすようになるとは。
完走できないとわかっていたが山頂まではあと少しなので登ります。
ゴール地点を通過。制限時間を越えても4時間45分までは計測を続けていました。

記録は4時間38分。
制限時間超過が1分や2分なら運ということもありえましょうが、
8分も多くかかっているということは全く実力が足りなかったということですね。
今年に入ってフルマラソンでサブ3.5を達成し、
トレイルでも完走率50%台の道志村トレイル、美ヶ原トレイルを制限時間に余裕で完走したりしてたので
なんとかなると思っていたのですがそうはいきませんでした。
富士登山競走は甘くありませんでした。






