第69回別府大分毎日マラソンに参加してきました。(Part2)
2月2日に行われた別府大分毎日マラソン。
さて、いよいよ大会当日です。
2時間50分を目指しての挑戦、記録はどうだったのでしょうか。
前日の様子はこちらから↓
当日朝
レース当日は朝7時ころに起床します。
少し雲は多いですが晴れわたったいい天気です。
レースのコンディションも期待できそうです。
この日の日の出の時刻は7時8分なのですが

その時刻を過ぎても雲が出ていて太陽は見えません。
7時半を過ぎてようやく太陽が雲の上から顔を出しました。

レースのスタート地点の方角を見てみます。

素敵な朝日がみられてテンションが上がってきました。
さて、まずは屋上の露天風呂で朝風呂を浴びてきます。
朝日を見ながらの風呂は最高でした。
8時過ぎに風呂から戻ってきて外を見ると、すでにシャトルバス運行が始まっていました。

こんな早くに行っても会場で時間を持て余すんじゃないかと思ってしまいますが皆さん出足が速いですね。
そして朝食。
昨夜はバイキングを食べすぎてしまいましたが今回はその反省を生かして?パン4個だけで我慢しました。
シャトルバスの運行は10時までなので10時ちょっと前にホテルをチェックアウト。シャトルバス乗り場に到着したら最終バスになってしまいました。
レース開始が12時でホテルで準備を済ませれば会場到着は1時間前の11時くらいでちょうどいいかなと思うのですが、時間が決まっているので仕方がありません。
スタート前
シャトルバスに15分ほど乗車して会場のうみたまごに到着です。

今回はカテゴリー2なので待機場所はおさる館の2階。

とはいえ建物の中は満員で休憩する場所はないので外で待機。

気温は暖かいので特に問題はありません。
ちなみにカテゴリー4の人たちは道路の向かい側のテントで待機。

自分も4年前はそちら側にいたんだよな。
海沿いの道をウォーミングアップ。

前日の夕食を食べすぎてしまったので少し体が重い気がします。

荷物を預けてトイレを済ませて11時45分頃スタート地点の列に並びます。

別大マラソンはスタート位置が細かく決められているので早くから列に並んで待つ必要がないのがいいところです。
交通規制が始まると道路上に移動です。

スタート位置までほど近いかなり前の方になりました。
やはりカテゴリー2はいいですね。
ランナーが並んでから遅れて審判長の車がやってきて交通規制の警察官に怒られてたり、

あとはワンソウルなユニフォームを着た人が交通規制がかかっている間に道を渡れずに車が走る道路の向こうで途方にくれたりしてしましたが(その後警察官が車を止めたので無事渡れたようです)、
これで準備完了。
12時ちょうどにスタートです。
START→10km
スタート地点は手元の時計で12秒で通過。
列が前の方になったのでほとんどタイムロスはありません。
スタート直後は混雑します。みんなガチなので、いつもと違って写真や動画を取っている余裕はありません。
前からスタートした視覚障害のランナーを追い抜くときには少し気を遣いましたが、
それ以外は周りが自分とほぼ同じペースの人たちなので特に問題はありません。
少し走ったら難なく4分/kmペースに到達します。
あとはこのスピードを維持するだけです。
しばらく海沿いの道路を進んで4㎞地点で昨日宿泊した別府市内へ。
沿道がにぎやかです。
このあたりで少し暑さを感じます。
手袋とアームウォーマーをしていましたが、この日は風がなく暖かかったのでしなくてもよかったかもしれません。
とりあえず手袋を外すと暑さは感じなくなりました。
5㎞地点は20分19秒で通過。
スタートのロスタイムを除くとほぼ4分/kmできています。
このあたりまで来るとだいぶランナーがばらけてきたので写真を撮る余裕も出てきました。

8㎞過ぎで対向車線に先頭集団が現れます。

まだまだ序盤なので集団の人数は多いですね。



ここを過ぎると9㎞地点の亀川の橋のアップダウン。
このレース一番の高低差を過ぎると折り返し。

そしてすぐに10㎞地点。

高低差で少しスピードがダウンしましたが40分22秒で通過。この5㎞は20分3秒。ほぼ理想的なペースです。
10km→20㎞
折り返すと向かい側からはたくさんのランナーがやってきます。

ここからは来た道を戻ります。
亀川の橋を再び渡って

しばらくすると対向車線からはランナーがいなくなり、別府市内の方へと進みます。
15㎞地点は1時間23秒で通過。この5㎞は20分1秒。ほぼ目標の4分/kmペースです。
別府タワーが見えてくると北浜の温泉街へ。

昨日宿泊したホテルを横目に先へと進みます。
しばらく進んで海沿いの道になり、
スタート地点のうみたまご前に戻ってきます。

ここを過ぎると20㎞地点。
1k時間20分26秒で通過。この5㎞は20分3秒。理想的なペースです。
20km→30㎞
中間点は1時間24分47秒で通過。単純に倍にすれば2時間50分を切れる計算。
まだまだ余裕はあるのでこのままペースを落とさずに進みたいところです。
海沿いの道をしばらく進むと大分市街地が見えてきます。

そして大分の市街地へ。

25㎞地点は1時間40分20秒で通過。この5㎞を19分54秒。
はじめて4分/kmを切るペースに。いいペースで来ています。
大分の中心部に入ると沿道には人が多くなってきます。

弁天大橋を渡ると

フィニッシュ地点の大分市営陸上競技場が見えてきます。

あと13㎞ほど走ってここに戻ってこなくてはなりません。
ここを過ぎたら30㎞地点。2時間0分15秒でこの5㎞は19分55秒。
ペースは安定していますが少しつらくなってきます。
30km→FINISH
30㎞を越えて少しつらくなってきましたがまだまだ問題はありません。
とりあえずあと12㎞は保ちそうです。
このあたりで花火の音が聞こえます。
先頭が競技場に入った合図です。
時間は2時間7分くらい。川内優輝選手の大会記録2時間8分15秒を更新でしょうか。
ここからの5kmほどは何もない広い道路を進む一番つらいところ。

だんだんと足が重くなってきて手元の時計では4分5秒~10秒/kmペースになってきます。
そして35㎞地点手前の折り返し地点へ。

折り返しを過ぎるとすぐに35㎞地点。

タイムは2時間20分13秒。この5㎞は19分58秒。
ペースが落ちてきたので頑張り度をあげたおかげかタイムとしてはほとんど落ちていません。
ここを過ぎたところでカフェイン入りのジェルを投入。
あとひと踏ん張りです。
さて、ここからは必死だったので写真はありません。
先ほど摂取したカフェインの効果か市街地に戻ってきて沿道に人が増えたおかげかわかりませんがペースが上がってきます。
厚底シューズのおかげでしょうか、いつもよりも疲労感はなくペースを上げることができます。
市街地に入り数回の曲がり角があってその先の40km地点を2時間40分1秒で通過。
これは2時間50分切れるのは間違いなし。
ラスト1㎞地点を通過して競技場に向かう川沿いの道路へ。
さらにペースを上げて他のランナーを抜かしていきます。
そして競技場が見えてきます。
ゲートをくぐって最後のトラックに入ると全力ダッシュ。
そしてフィニッシュです。

ゴールシーンはこんな感じ。

↑の画像はRKBのサイトからキャプチャさせていただきました。
rkb.jp 2020 別府大分毎日マラソン フィニッシュ地点映像|RKB毎日放送https://rkb.jp/streaming/betsudai/2020 別府大分毎日マラソン
タイムは2時間48分14秒。
自己ベストを4分以上更新して目標の2時間50分切り。いわゆる「サブエガ」達成です。
今回「ヴェイパーフライ ネクスト%」をフルマラソンで初めて使用しましたが、やはりタイムが出るようです。
フィニッシュ後
自分の数分後に視覚障害女子1位の道下美里選手がフィニッシュします。

なんと世界新記録達成とのこと。おめでとうございます。
しばらくフィニッシュライン近くで休憩した後移動です。
カテゴリー3で出場した時は陸上競技場ではなく隣の高校まで移動しなければなりませんでしたが、
カテゴリー2のランナーは陸上競技場の中で荷物受け取り。
移動する距離が少ないので楽でいいですね。
とはいえ室内は混雑しているので荷物を受け取ったら
陸上競技場の入り口へ。

ふぐ雑炊の無料サービスや


フィニッシャーズタオルにタイムを刺繍してもらいます。


前回参加時はこちら側に来なかったのでその存在すら知りませんでしたが、こういうサービスがあったのですね。
やはり別大マラソンは早い人ほど優遇されているのを感じます。
とこんな感じで2020年の別大マラソンは終了です。
昨年は1年間振るわず40歳を超えたこともありもうこれ以上向上することはないのかなと漠然と思っていましたが、シューズのおかげかもしれないとはいえベスト記録を出せたので、まだまだできるのだと自信になりました。
これからももっとがんばっていきたいですね。

