フィンランドのサウナで整ってきました(2020ヨーロッパ旅行・ヘルシンキ篇4)
ヘルシンキでの2日目午後、スオメンリンナ要塞から船でヘルシンキに戻ってきたところです。
フィンランドといえばサウナというわけでサウナに行って整ってきました。
前回はこちらから↓
サウナへ移動
スオメンリンナから船で戻ってきていったん宿泊先のホテルに戻ってタオルをもって出発です。
付近のサウナを探してみたのですが、冬の時期だからなのかあまり営業しているところはない様子。
ちょっと離れたところに伝統的なフィンランドのサウナがあるということなので行ってみることにしました。
路面電車と地下鉄を乗り継いで

「Kotiharjun Sauna」に到着です。
地下鉄のSörnäinen駅から徒歩5分くらい。看板に「SAUNA」の文字があるのでわかりやすいですね。

まずは入口で料金を支払います。
14ユーロ(約1700円)でした。
入口から
サウナの中へ
脱衣場からドアを開けるとシャワー。
日本のサウナのように浴槽や水風呂はありません。
まずはシャワーを浴びてからその奥にある扉を開けます。
そうするとモワーっと熱気が漂ってきます。
メガネをかけたままだとサウナに入れないので外してから入ったのですが、そうすると何も見えません。
(以前メガネのままサウナに入ってレンズのコーティングがはがれて真っ白になったことがあります)
ところで、これを書いているときに調べてみたら風呂用の眼鏡というものがあるらしいです。
これを購入すればサウナで苦労することもなくなりそうですね。
というわけで目の前の50㎝以外はボケーとしか見えない中で手探りで中に入ります。
日本のスーパー銭湯にあるサウナのように明るくてテレビがあってという感じではなくコンクリート打ちっぱなしの無機質な感じ。
照明も最低限でグレーな感じです。
階段状になっているところを登っていきます。
下がコンクリートなので歩いているだけで熱くてこのまま座るのは難しい感じ。
どうやら入口付近に木のすのこのような板があり、それを持っていって腰かけるようです。
それなしで直接コンクリートに座ると熱くて耐えられません。
それでもコンクリートの上段まで来ましたが奥まったところにもう一段ある様子。
最上段に行けばチャンピオンだと言われましたが、すでに熱くて耐えられそうにないのでその1段手前までしか行けませんでした。
しばらくそこでじっとして他の人たちの動きを見ていたりしましたが
人が出ていくときに入口付近にあるストーブに水をかけて熱気を噴出させます。
そうすると中に残っている人が「kiitos」(ありがとう)って声を掛け合っているのがいい雰囲気です。
この旅の途中何度も聞きましたが「kiitos」っていい言葉だなーって思いました。
というわけで熱くてのぼせそうになってきたのでサウナから出ます。
水風呂に入りたいところですが残念ながらないのでシャワーを浴びてから脱衣場に戻ります。
外で涼むこともできるようですが、外国の路上で裸になるのはあまりよくないんじゃないかと思い脱衣場で休憩します。
外ではこんな感じでタオル一丁のおじさんが公道上でたたずんでいたりします。

この写真では1人だけですが10人近くが上半身裸でいるところをみると壮観だったりします。
さて脱衣場のロッカーの椅子に腰を掛けてビールを飲んでいると
どこから来たのか?と話しかけられて日本だと答えると
「日本にサウナをテーマにした漫画があるようだね」と話しかけられます。
おそらく漫画「サ道」のことかと思うのですが
自分は読んだことがなくてよくわからないので
「日本人もサウナ大好きだよー。温泉とかに行ったらいつもサウナに入るよー」と言ってとりあえずごまかしました。
そんなこんなで数人で話しながら、サウナって交流の場所なんだなーって思ったりしました。
というわけで今回はここまで。
次回はアイスホッケーを見に行く予定です。




