十勝岳→大雪山・旭岳を縦走してきました(Part2)
9月19日から北海道の十勝岳からトムラウシを経て大雪山・旭岳を縦走した様子です。
今回は吹上温泉の登山口から出発して登山開始です。
前日に吹上温泉に泊まった様子は↓からどうぞ
吹上温泉から出発。十勝岳へ
9月19日早朝、吹上温泉の登山口から登山開始です。
この日は深夜2時に起床して3時出発の予定でしたが
準備が遅れて3時20分頃に宿泊先の白銀荘を出発します。

隣はキャンプ場になっていて、テントが何張か張ってありました。

登山口から登り始めます。

はじめは平坦な森の中。

北海道の山は勝手がわからなくて羆が怖いので熊鈴を鳴らし始めます。
普段の山行では熊鈴の音があまり好きではないのでめったなことでは鳴らさないのですが、ここで突然出会ったら怖いので。
振り返ると夜景が(写真はぶれちゃってますが)

上富良野の方でしょうかね。
と、20分ほど歩いたところで川があらわれます。

登山地図には渡渉があるとは書いてなかったのでどこかに橋があるか渡れるところがあるのかと思いますが、そんなところはありません。
前日の雨で流量が多くなっているからなのでしょうか。
10分ほど渡れそうなところを探しても見つからずあきらめて川を渡ろうとしたところで
なんとか岩の間が狭くなっているところがありそこをジャンプして渡ることができました。
開始からいきなりこんな感じなので北海道の山はやはり厳しいのだなと感じます。
よくわからない碑があって

4時を過ぎると空が明るくなりはじめます。

しばらく広くてゆるやかな砂利道を進んで

4時半ころに十勝岳避難小屋に到着

ここから登りは急になります。
ちょっと登って振り返ります。手前に見える2つの明かりがあるところが登山口の吹上温泉。1時間半でこれくらい歩いてきました。

このあたりから木がなくなって遮るものがなくなって風が強くなってきます。
出発時は半袖シャツにアームウォーマーという恰好でしたが寒いのでレインウェアを着ます。
明るくなれば温かくなるかなと思っていましたがやはり北海道の山、気温は低いです。
空も少しずつ赤くなってきて

すっかり明るくなって

5時15分ころ日の出の時刻を迎えます。

太陽が見えるかなと思ったら雲に隠れたまま

登るにつれて霧が出てきて前が見づらくなってきました。
しかも風もだんだん強くなってきて吹き飛ばされそうな勢いです。
そんな中をしばらく登って5時50分ころに十勝岳の山頂に到着です。

山頂には先行の登山者がいて「風がすごいですねー」って話したりしましたが風が強くて声がよく聞き取れませんでした。
そんな状態なので山頂からはすぐに立ち去って先に進みます。
十勝岳→美瑛岳
十勝岳から岩場を下って

しばらく行くと平坦な砂礫の道になります。

霧で前が見えづらいので数十メートルおきにあるこのような目印が頼りです。

次の目印が見えないので少し進んで目印が見えたらそちらの方に、見えなければ他の方向を見定めてという感じで、風も強いので吹き飛ばされそうになりながら進みます。
美瑛岳の手前まで来ると青空が見えはじめて

下の方の森には紅葉も見えますね

7時15分ころに美瑛岳の山頂へ。

この頃にはまた霧が出てきて周囲は何も見えませんでした。

美瑛岳→オプタテシケ
美瑛岳から下ると美瑛富士への分岐点へ。

どうせ登っても霧だろうしコースから微妙に外れているのでスルーして先に進みます。
さらに下ると霧が晴れて明るくなってきます

このまま晴れてくれるといいなーと思いながら進みます。

しかしオプタテシケ山への登りに入ると再び霧が出てきて

風が強くてかなりの寒さを感じるようになってきます。
寒いのでここで止まってニット帽とネックウォーマーと防寒テムレスを身につけます。
北海道とはいえ9月の昼間の登山だしまさか使うことはないだろうと思いながらも万が一のために持ってきていましたが、それが正解でした。
時間がたつにつれて暖かくなるどころか寒くなってくるとは予定外でした。
北海道のこのあたりの山域での登山と言えば2009年のトムラウシ遭難事故が有名ですが、
もし仮にこの状況で雨が降ってきて動けなくなったとしたら、すぐに低体温症になってしまうだろうと感じます。
決して山を甘く見てはいけないですね。
風に吹かれるまましばらく進んで

9時50分頃にオプタテシケ山に登頂。

寒いのですぐに下りはじめます。

オプタテシケ→双子池
しばらく下ると少しずつ明るくなってきて

双子池が見えてくると

すっかり青空に

晴れると気持ちがいいですね

振り返るとオプタテシケの山容が見えます。

このあたりはキャンプ指定地になっているようですが、テントを張っている人はいません。
このあたりでキャンプしたら気持ちいいだろうなと思いつつ、夜に一人だけで過ごすとなったら怖いだろうなーなどと感じます。
オプタテシケ山の向こう側にも山々が見えますね

景色が広がるとテンションが上がります。
ようやく晴れていい天気になってきたのでここから先のトムラウシに向けて気持ちのいい登山ができそうです。
というわけで今回はここまで。
次回はトムラウシ方面に向かいます。



