Vibram Hong Kong 100 に参加してきました。(Part3)
引き続き1月14日に行われた「Vibram Hong Kong 100」に参加してきた様子を書いていきます。
前回までは↓をご覧ください。
Vibram Hong Kong 100 に参加してきました。(Part1)
Vibram Hong Kong 100 に参加してきました。(Part2)
スタート〜CP1
スタート直後にトレイルに入り、混雑した隊列を進んでいきます。

混んでいるものの渋滞で止まることはない程度の速度で進んでいきます。
このあたり道幅は1.3車線くらいでしょうか。無理をすれば抜かせるというくらいの幅。時々無理矢理抜かそうとする人がいますがちょっと避ければぶつかることのない程度なので問題はありません。
まあ自分はウォーミングアップのつもりで周りのペースに乗っかってゆっくり進んでいきます。
5kmくらいでロードに出るとダムの築堤を進みます。

曇りがちですが海も見えます。

ここから先しばらくはロード。
混雑で進めなかった分前を抜かしていきます。


そろそろ11km地点のエイド「East Dam」かなというところでなんと牛が現れます。

しばらく牛と並走して

エイドに到着。

まだまだ余裕があるのでエイドではナッツを数個食べただけですぐに出発します。
トレイルに入ってちょっといくと海岸線があらわれます。

テントを張っている人がいたりして、海岸でキャンプっていいですね。


このあたりからちょっと山を登って下って海岸線、というのが続きます。
日本だと海岸線のそばに山があるというところでの大会はあまりないので新鮮ですね。
トレイルを登り下って

海沿いの村を通り過ぎると

再び海岸線に。

砂浜に「香港一百」の文字や

「HK100」の文字が描かれています。

そして再び山を登り始めます。

ちょっと登ったところから見下ろすと後続のランナーが続々と海岸線を走っています。

そして21km地点のチェックポイント1「Ham Tin」に到着。

サンドイッチとバナナを食べて出発します。
CP1〜CP3
CP1を出発後はまた牛が現れたりして

28km地点のチェックポイント2「Wong Shek」に到着。

また海岸線を通って、

岩場を通って、

ちょっと登って海を見下ろします。

このレース、海と山が同時に楽しめる素晴らしいコースです。
しかしながらこのコース、上り下りがほとんど階段になっていて、自分の歩幅で進みたいところなのにそれができなくて多少気になりましたが、急な上り下りではないのでかなりいい感じで進んでいくことはできます。
さらに平坦のトレイルでもコンクリート舗装されているところが多いので膝に悪いような感じもします。
ところで、ITRAのポイントが認められるためにはトレイル率が一定以上(8割でしたっけ?)でなければいけないという基準があった気がしますが、コンクリート舗装のトレイルってこの場合トレイルとみなされるんでしょうかね。もしみなされないようならこのレースはトレイル率5割を切っているような気がします。まあ、「Ultra-Trail® WORLD TOUR」に含まれるレースなのでそのあたりは心配しなくてもいいかもしれませんが。
村を通り過ぎると

36km地点のチェックポイント3「Hoi Ha」に到着。

食料を補給して出発します。

スタッフの人が自分が日本人だとわかると「ガンバレ」と声をかけてくれたり、
他にもフランス人っぽい人には「Allez」といっていたりして、母国語での声援は非常に励みになりますね。
CP3〜CP5
しばらく走っていくと

45km地点のチェックポイント4「Yung Shue O」に到着。

椅子があったのでちょっと腰を掛けて休憩。

出発してしばらくすると「KAI KUNG SHAN (雞公山)」に到着。

山頂とはいっても周りは木が生えていて曇りなので景色はほとんど見えませんでしたが。
今回明確に山頂だと分かる場所を通過したのはここだけでした。
ほかは知らぬ間に通り過ぎたか暗くてわからなかったかでいつの間にか過ぎていたところばかりだったので。
しばらくトレイルを進んでいくと

52km地点のチェックポイント5「Kei Ling Ha」に到着。

ここではスタート時に預けたドロップバッグを受け取ることができます。
そこでドロップバッグの置いてある場所に向かったら、なんと自分のナンバーのものがないとのこと。
ここでは受け渡しのスタッフをボーイスカウトの少年が担当していたのですが、
入口に入ってきたところでナンバーを置き場所のスタッフに伝えて、それを別のスタッフが持ってくる人がようになっており、
それを知らずに直接置き場所に向かってしまったために自分のバッグはすでに運ばれたあと。
入り口方面に戻ると無事にバッグをもった少年と出会うことができました。
というわけでちょっとロスはありましたが、無事にドロップバッグを受け取ることができたわけで、まずはボトルに入れてあるドリンクを交換。
エイドにもスポーツドリンクはありますが、何かわからないので飲みなれたポカリスエットを補給。
ほかには着替えも入れていたのですが、雨も小雨がパラパラ程度でほとんど降っていないので濡れることはなかったのでそのままで。
という感じで準備完了。
ここのエイドは食料が充実していて、
カップヌードルや出前一丁があったり

バナナやオレンジやサンドイッチがあったり

ネタのない寿司がもたらされていました。

カップヌードル1個食べられる気はしないので、パンとバナナと寿司を補給します。
なんだかんだでここでは10分ほど滞在。先に進みます。
この時点で6時間30分。
残り約50kmだから単純計算では約13時間でフィニッシュということになりますが、ここまではほぼ平坦な道のり。
アップダウンが多くなるこの先はどうなるでしょうか。
続きは次回に。
