第70回富士登山競走に参加してきました。(Part2)
7月28日に行われた富士登山競走山頂コースに参加してきました。
今回はレースがスタートしてからの様子です。
前回はこちらからどうぞ
スタート→馬返し

スタート直後はやはり渋滞。
スタートラインを通過したのは号砲から1分8秒後。
前回とほぼ同じ時間です。
やはりCブロックスタートは時間がかかります。
こちらのサイトにあるように、Cブロックの完走率は非常に低いわけで、
このままだと目標達成どころか完走がおぼつかなくなってしまいます。
Cブロック
男子 553人中 完走者 89人
女子 79人中 完走者 10人
合計 632人中 完走者 99人
完走率 15.7%
富士登山競走 攻略法① 〜ブロック別完走率〜 | ウルトラランナーへの道 ブログ
ここからはとりあえずCブロックの集団より前に出たいところ。
とりあえず混雑をかき分けす少しずつ前へと行きます。
市役所から500mくらい進んだところの曲がり角を曲がったあたりでは周りはほぼBブロックに。
このまま金鳥居を過ぎて浅間神社へ
浅間神社は14分33秒で通過。
ここから中の茶屋までのロードでAブロックの集団に入れればいいかなと思っていたのですが、
思ったよりもスピードが上げられず、なかなかAブロックの人たちが見えてきません。
このあたりBブロックの人が95%、Aブロックが5%くらいの集団で進んでいきます。
とはいえCブロックの人は全く見かけなくなったのである程度早いペースでは進んでいる感じです。
中の茶屋は38分24秒で通過。ここを36分くらいで通過できれば馬返しを1時間以内に行けるかなと思っていたのですが、それよりもかなり遅いペース。
中の茶屋では給水と水をかけてくれるサービスがありましたが、曇っていて暑くはないので水を飲むだけで先に進みます。
中の茶屋からは路面のがたついた道路。
走りにくいですが走ります。ここで歩いていては先がありません。
しかしながら馬返しが近くなってくると急勾配になりきつくなりますが、最後まで走り切りました。
そして馬返しに到着。1時間3分4秒。
このままだと3時間半はきついかな。
馬返し→五合目
馬返しを過ぎるとここからはトレイルに入ります。

トレイルに入ると前回は混雑で前を抜かせない感じでしたが、今回は前の人を少しずつぬかしていけます。
今回はトレランシューズではなくランニングシューズで臨んだので、走りにくいかと思いましたが、意外に普通に走れています。
このあたりで前に裸足にふんどしのランナーが!
裸足ランナーは最近よく見かけますが、ふんどしランナーを見たのは初めて。
引き締まった尻が見える後ろ姿が非常にかっこよかったです。
やはり男はふんどしですね。
さて、給水所のある二合五勺に到着。
水にレモンをいただいて先に進みます。
廃屋があるあたりで平坦になるのを利用してダッシュで前を抜かしたりしながら進みますが、
4合目まで来たあたりで1時間50分を過ぎてしまいます。
ひそかに次回以降Aブロック入りできる五合目1時間50分を目指していたのですが、それは無理でした。
一瞬だけロードに出てから先に進むと小屋が見えてきます。

五合目佐藤小屋には1時間55分36秒で到着。

給水所では水と梅干をいただいて出発です。
さあ残り半分、とはいえここからが本番です。
五合目→八合目
五合目を過ぎて
六合目に向かうあたり、前回参加時は渋滞してなかなか先に進めなかった記憶がありますが、今回は混雑もなく進んでいけます。
森林限界を超えて周囲が開けたところで六合目に。
富士山がどーんと見えるはずなのですが、曇っていたため見えず。
このあたりで久しく見かけなかったCブロックのランナーがいて、「久しぶりのCブロックですね」などと声を掛け合ったりしました。
周りはAブロックかBブロックの3ケタ台ナンバーの人たちがほとんどなのでだいぶ前に出たでしょうか。
六合目の給水所ではアミノバイタルゼリーのサービスがあったので補給。
この先の給水所では水しか出ないので、一応ジェルは持参しているもののきちんと補給しておきます。
この先は砂礫が続きます。

前日までに降った雨のおかげで非常に路面の引き締まった状態。
滑ることなく順調に前に進んでいけます。
前回出場時の2015年も似たような感じでしたが、それよりも確実にいいコンディションです。
七合目に来るとここからはひたすら山小屋が続きます。

初出場のときには困惑しましたが、七合目を名乗る山小屋がずっと続いていたり、やっと八合目に来たと思ったら関門のある八合目は「本八合目」でもっと先にあったりするというトラップがあるのがこのあたり。
七合目からは岩場があるので、前にランナーのいないルートを見つけてそこで一気に登って前の人を抜かしたりして先に進みます。
ここ数年トレイルメインでやってきたので、他の人よりも山は得意なはずです。
八合目関門手前で応援の人からCブロック1位だと伝えられます。
これ自体には何の意味もないですが、なんだかうれしいものです。
関門の本八合目富士山ホテルには3時間19分20秒で到着。
ここから頂上まで30分かかるとして、3時間50分以内にはフィニッシュできそうかな。
八合目→頂上
八合目の関門を超え、先に進みます。
八合五勺で最後の給水を終え、あとはひたすら頂上に向けて進むのみ。
とはいえ、曇っていて、さらにこのあたりから小雨がぱらついてくるような天気になってきたので頂上はなかなか見えてきません。
このあたり、前回出場時は制限時間ぎりぎりだったので周りの人たちと「絶対完走するぞ!」などと声を掛け合いながら進んでいましたが、今回は余裕のある時間帯なのでみんな淡々と進んでいきます。
あの一体感をもう一度感じてみたい気もしますが、制限時間ギリギリはもうこりごりです。
さて、九合目の鳥居を通過してあと少しなはずですが、まだ頂上が見えません。
何度か曲がって狛犬が見えてくるとようやく頂上へ。
そしてフィニッシュ。
記録は3時間45分27秒でした。
前回の記録を43分縮める結果となりましたが、目標にしていた3時間半には及ばず。
やはり万全の体調ではなかったのがいけなかったかな。
とはいえ2年ぶりの山頂コース完走、八合目からCブロックの人には抜かれていないのでCブロック1位、
そして年間「グランドスラム」の達成には満足です。
山頂でのビール、おいしうございました。

(コースは山梨側ですが、静岡麦酒です。)
そのあとは記念撮影をしたりした後で、これから山頂に向かってくる制限時間ぎりぎりのランナーを応援。

前回は自分がギリギリのランナーで応援される側でしたが、今回は逆の立場です。
まだ余裕のある時間帯だと普通に見守っている感じでしたが、
制限時間4時間半が近くなると、そこにいる人みんなが「いけー」「あと少し」「間にあるぞ」と声を荒らげて応援します。かなり熱いです。
そして制限時間に向けてカウントダウンが始まって5・4・3・2・1・0ときて制限時間を超えると、一瞬の静寂のあとで拍手に変わり、
「お疲れさまでした」「よくやった」などの激励の言葉に変わります。
そして制限時間ぎりぎりでゴールできなくて悲しそうな人の顔、思わず泣き出してしまう人を見ていると3年前に自分が完走できなかった時のことを思い出してこちらまで泣きそうになってしまうのでした。
とりあえずこれで2020年大会までの山頂コース参加資格を得て、
次回はおそらくBブロックからのスタートになるのでもっと速いタイムを目指したいところですね。

