分水嶺トレイルに参加してきました。(Part2)
7月13日~15日に行われた「分水嶺トレイル」に参加してきました。
今回はレーススタートしてからの様子を書いていきます。
前回はこちら↓から
受付・荷物検査・記念撮影を終え、
7月13日0時ちょうどに永山公園をスタートしました。これから長い道のりの始まりです。
先が長いので勢いよく走りだす人はおらず、ゆっくりとしたペースで歩き出します。
グラウンドから階段を登ると最初のうちは広くて平坦な砂利道を進みます。
道が広いのでしばらくは軽く走って進みます。
最初のうちは集団で進んでいきます。
なんだかんだで100人くらいいるのでそれなりの行列にはなっています。
1時間ほど走るとだんだんとばらけてきて、
榎峠まで進んでロードに出るとここから先は上に登る人と下に下る人とで別れます。
深夜で暗いので自分は確実に道のわかる下に下るコースでいきました。
そしてしばらくロードを進んだ後高水山への登山口へ。
そして2時20分頃に高水山山頂に到着。
このあたりから一人で進むことが多くなります。
深夜の暗い中なのでさみしい中進んでいきますが、
4時ちょうどに棒の折山に到着すると空が明るくなってきます。
予報ではこの日一日は曇りで、翌日から雨の予報ですが、このままいい天気が長く続けばといいなぁ。
このあたりアップダウンの多い鬱蒼とした樹林帯が続きます。
日向沢の峰を過ぎると多少アップダウンが少なくなってきます。
蕎麦粒山に到着。ここまで深夜から早朝にかけて一気に進んできたのでかなりきついです。
一杯水に到着。ここで水を補給する予定でしたが水がちょろちょろとしか出ていないので待ち行列ができています。
この先の酉谷避難小屋にも水はあり、そこだと水がたくさん出ているとのことですが
道を外れてアップダウンしなければならないのでここで補給したいところ。
水を汲んだ後にこのちょっと先の一杯水避難小屋で休憩する予定でしたが、この待ち時間を利用してパンを食べて補給したり虫刺され防止のスプレーを体中に撒いたりしていたらようやく水の順番が回ってきました。
結局並び始めてから15分ほどで補給完了です。
一杯水避難小屋は先ほど休んだのでスルー。
このあたりからはアップダウンが少なくなり走れるトレイルになります。
しかしながら走り出してもなかなかスピードに乗ることができずすぐに歩いてしまいます。
やはり荷物が重すぎたか。
このあたりで音楽を流しながら進んでいる3人組のチームが。
こちらは独りぼっちなのでチームだと楽しそうでいいなぁーと思ったりしますが、
たぶん自分が実際にチームで臨んだら他人に気を使って楽しめないと思うのでやはり一人でソロの方が気ままに楽しめていいかなと思います。
ここから1時間ほど進むと酉谷避難小屋に到着。
小屋までは道を外れて少し下らなければならないのでスルーします。
先ほどの一杯水で水があまり出ていなかったのでここで水を補給する人も多いようで、ここを下っていく人もいました。
しばらく進んでヘリポートが現れます。
長沢山の山頂。
しばらく緩やかな道が続きましたが、ここから登りに入ります。
しばらく登って芋ノ木ドッケを通過。
ここまで進むと第1関門の雲取山荘まではあとわずか。
大ダワから先の分岐は緩やかな女坂を選択します。
そして分水嶺トレイルの目印が現れると
雲取山荘が見えてきます。
そして11時35分頃に雲取山荘に到着。23番目の到着らしいです。
5月に青梅から雲取山荘まで登った時には12時間半かかったので、12時間くらいで来られればいいかなと思っていたのですが、それより30分近く早く到着できました。
山荘の前では飲食物の販売が。
カップヌードルはタワーになっていました。
ここでカップヌードルとコカ・コーラをいただいてしばらく休憩します。
ベンチで休んでいる普通の登山者から話しかけられてどこまで行くの?って聞かれたりしました。
休んでいる間にも後ろからだんだんと選手がやってきます。
トレランのレースだと後ろが追ってくると不安になって急いでしまいますが、今回は先が長いしタイムにこだわるレースではないので自分のペースでゆっくり休憩します。
結局30分ほど休憩しました。
ここまで距離で45kmほど。全体の3分の1が過ぎたことになりますがまだまだ体調は問題ありません。
とはいえここから先が厳しいところなので気を抜かずに進んでいきたいなと思いつつ先に向けて出発です。
この続きは次回に。