UTMB Mont-Blanc – TDSに参加してきました。(Part12.フィニッシュ篇)
UTMB Mont-BlancのTDS、日付が変わり2回目の深夜を迎えていよいよ最終盤。
疲労と眠気が続く中フィニッシュへと向かいます
前回は↓からどうぞ
LES CONTAMINES MONTJOIE(121.7km)→COL DE TRICOT(129km)
深夜1時半を過ぎたところでエイドを出て先に進みます。

残りは26kmほどですが、ここから標高差500〜600mくらいの登りが3つ連続で続くところ。
眠さと疲労できついところので耐えどころです。
しばらくゆっくり歩きながら登ります。
登っている間にカウベルの音が聞こえてくるので応援の音かと思って進むと牛がつけているカウベルの音で、
深夜暗い中でカウベルの音だけが延々響いていているのを聞きながら登っていると
眠気も増してきて幻覚が見えてきて半分眠りながら進んでいきます。
一つ目のピークに到達したところで眠気が我慢できなくなったので
山小屋のようなところにベンチがあったのでそこで横になりますが
深夜なので止まると寒くなってきたので5分ほどで起きてしまってあまり眠れず。
ここからいったんちょっと下って

ここから登るトレイルがライトに照らされて道のように見えます。

眠気に耐えながら少しずつ登っていってようやくチェックポイントのあるピークへ。

疲労と眠気で動けなくなったところでスタッフの人用の椅子が空いていたので座らせてもらおうとしたら断られてしまいます。
どうしても座りたいのかと聞いてきたので眠くて仕方がないんだと答えたら、シェルターのような物置のような建物があってそこで横になって寝ていいとのこと。
10分後に起こしてくれるというのでそこで眠ることにします。
しばらくするとスタッフの人が起こしてくれたのでここから先に向けて出発します。
COL DE TRICOT(129km)→BELLEVUE(135.7km)
先ほどより眠気は減ったものの眠いのは変わらず。
ここからいったん下ったあと再び登ります。

距離的にはあと15kmほどなのですがもうきつくて最後まで辿り着けないような気がしてきます。
そんなこんなでゆっくりながら進んでいくと
午前5時半過ぎにようやく夜が明けてきました。

空が赤くなってきて

列車が通過していきました。


これはフランスの鉄道最高地点を通るモンブラントラムウェイの線路です。
この先の踏切を渡って

エイドに到着です。

簡易的なエイドなので飲み物しかありませんでしたが、あたたかいコーヒーをいただきました。

BELLEVUE(135.7km)→LES HOUCHES(140.3km)
登りはここで終わったのでここからは下り。
朝になって明るくなってきたので眠気は完全になくなりました。
ここから飛ばして行きたいところですが
このあたりで膝が痛くなってきたのでゆっくり進みます。

だんだんと下界の景色が見えてきました。

ロープウェイも動き出して

さらに下って

エイドに到着です。

ここから先は登り下りはないのでここでストックを片付けて先に進みます。
LES HOUCHES(140.3km)→FINISH
エイドを出て残りは7kmほど。

先ほどまでの膝の痛みも引いてきて普通に走れるようになってきたので
あとはフィニッシュまで進むのみ。
ダム湖の横を通ると霧が出ていました。

この辺りは川沿いの道を進みますが、森に囲まれて川は見えません。

朝のジョギングをしている人とすれ違うたびに「Bonjour!」と声をかけます。

大きな岩があるところを過ぎて

道路に出ると

残り1kmの看板が

シャモニーの市街地に入って

これを曲がると

フィニッシュゲートへ

フィニッシュ
そしてフィニッシュ!

記録は32時間32分。8月26日の23時50分にスタートして8月28日の8時20分過ぎにフィニッシュということで
丸2晩続いたレースもこれで終了です。
フィニッシャーズベストをもらって

ビールを飲みました。

というわけで初めてのUTMB Mont-Blanc TDSはこんな感じでした。
終わってから10ヶ月近く経ってから書いたので忘れていることも多く、十分に書けなかったこともありましたが、雰囲気を少しでも感じていただけたなら幸いです。
2025年はモンブランを1周するUTMBに参加したいとエントリーしましたが残念ながら落選。
いつになるかは分かりませんが、またシャモニーに来て今度はUTMBに参加したいですね。

