第15回 小江戸大江戸200k(260km)に参加してきました。(Part5)
小江戸大江戸200k(260km)、大江戸コースに入って東京都内にやってきました。
ここからは楽しい都内スポット巡りですがどうなるでしょうか
前回は↓からどうぞ
成願寺(130.0km)→馬喰町(147.7km)
成願寺のエイドで10分ほど休憩して出発。
ここからは東京都心部に入ります。
東京都心部では7か所のチェックポイントで写真撮影が必要。
ゴール後に撮影した写真をチェックされます。
都内のコースは入り組んでいるのでショートカットしないようにということもあるのでしょうね。
というわけで進みます。
夜10時頃なので新宿中央公園も人が少ないですね。
新宿のビル群。土曜日の夜なのでオフィスビルの照明はほとんどついていないですね
そして1つ目のチェックポイント東京都庁に到着。
とりあえず写真を撮影して先に進みます。
しばらく進んで
東京体育館を過ぎると
2つ目のチェックポイント国立競技場に到着
神宮球場を過ぎて
いちょう並木に入ると
後ろを走っていた230kmのランナーの知り合いの人が応援に来ていたようで、
信号で止まったときに自分にもブラックサンダーとカイロをくれました。
なんとその人は24時間走の世界記録保持者とのことでそんなすごい人からもらえるなんて恐縮でした。
青山霊園を過ぎて六本木ヒルズが見えてきます
六本木トンネルを潜ってから六本木交差点はエスカレーターを使います。ここだけは乗り物を使ってもいいのです。
六本木ヒルズを過ぎると東京タワーが見えてきました。
次のチェックポイントですね。
六本木のビル群の中を進んで
だんだんと近づいてきて
3つ目のチェックポイント東京タワーに到着です。
東京タワーの周辺は外国人観光客が多くて夜でもみんなアクティブですごいなと思います。
さて、先ほどから足が重い感じがずっと続いています。
都心部は信号が多くて10分おきくらいに休めるので、」信号待ちの間にストレッチをしたりしてなんとか走り続けてはいますが、ちょっとこれは最後まで持ちそうにないかなと感じます。
ペースもだんだん遅くなってきたので後ろから来た人に抜かされることも増えてきました。
虎ノ門ヒルズを過ぎて
霞ヶ関の官庁街は深夜なので働いている人はほとんどいなそうですね。
日比谷公園を横目に
皇居外苑へ
そして4つ目のチェックポイント東京駅に到着。
日本橋を通って
室町のあたりを過ぎると
馬喰町のエイドに到着です。
前回参加時は浅草橋でしたが今回はここ馬喰町にエイドが移動になったようです。
馬喰町(147.7km)のエイド
日付が変わって深夜12時ちょうどに到着しました。
ここは毎度お馴染みの熟女メイドカフェ風のエイド。
素敵なおねいさんが至れり尽くせりで奉仕してくれます。
椅子に腰掛けてきりたんぽをいただきます。
美味しかったので2杯いただきました。
そのほかにオレンジジュースとサンドイッチをいただいたりしてちょっとゆっくりします。
ここまでの疲れがきついのでいったん態勢を立て直そうかと。
出発前にトイレが2階にあるので階段を登って用を足して
階段を下るときにちょっと違和感を感じました。
ここでは15分ほどと長い休憩になりましたがとりあえず出発します。
馬喰町(147.7km)→業平二丁目(160.2km)
エイドを出て誘導のスタッフに見送られてさて、走り出そうかと動き出した瞬間に
足が動かない!!!
右膝と左の腿裏と左の足首が同時に痛んで、走ると全く足を動かすことができないのです。
これはどうにもならないな。大変なことになったな…
エイドでの休憩が長かったから筋肉が固まったのかな。
とはいえエイドに入るまでは騙し騙し走れてはいたのだからしばらく動いていると回復するかもしれない。
とりあえず歩いて動き出すことができるまではゆっくり行こうかと。
そんな感じで1kmくらい歩きますが、いったん走り出そうとしても痛みでまともに走れません。
そのうち左足首のちょっと上の脛の下のあたりも痛み出して、ここは以前2020年にKOUMI100に参加したときに痛めたところ。
そのときのレース中は痛み止めを飲んでなんとか完走しましたが、翌日になると痛くて耐えられないくらいになって
その後1ヶ月くらいまともに走れなかったことがあったので無理すると長引きそうだなと。
ここでリタイアを決めました。
とはいえ残り10km以上。
深夜12時過ぎなので電車も動いていなくてどうしようもないので、とりあえず次のエイドまで歩いて行ってそこで始発まで待機しようかと。
深夜の東京を歩きます。
深夜1時過ぎで繁華街からも離れた場所なので街中を歩いている人もほとんどいません。
とりあえずゆっくり歩いて行きます。
築地本願寺も深夜なので暗いですね。
勝鬨橋の手前の交差点のところで手を振って迎えてくれる人がいて
私設エイドがありました。
いままでのランナーはみんなスルーしたとのことで自分が一番最初の利用者とのことでした。
リタイアするのでもはや意味はないですがとりあえず勝鬨橋の写真を撮影。
月島のもんじゃストリートを通っているときにミャクミャクのぬいぐるみを抱えたちょっと頭の不自由そうな女性から声をかけられます。
ゼッケンをつけた人がさっきからたくさん通っているが何者なのか疑問のようで、他の人は走っているから声をかけなかったけど自分は歩いているので声をかけたとのことでした。
とりあえず「川越から寄居の方に行っていったん川越に戻ってから東京に来てまた川越に戻るマラソンのような大会です」と説明しましたが、よく理解できないようでした。
このあたりで寒くなってきたので公衆トイレに入ったところで
レインウェアの下にウィンドブレーカーを着たり手袋の上にオーバーグローブをつけたりしました。
午後2時半頃になり、門前仲町あたりまで来たところで雨が降り出します。
レインウェアを着ているし、雨用のポンチョを準備していたのでそれを着ればいいかと思ったのですが
これからリタイアすると、そこから移動するときに傘が必要になるのでコンビニで傘を購入します。
ポンチョをレインウェアの上に着ると雨が直接身体に当たらないので冷えが防止できていいのですが、今回は必要なかったようです。
雨がだんだんと強くなってきて、後ろから来たランナーに「傘いいですねー」って声をかけられたりします。
錦糸町まで来てあとはスカイツリーを目の前にしてタワービュー通りを進むだけ。
ここで同じチームの人が応援に来ていたのでしばらく話しながら歩いたりして
ちょっと進むと業平二丁目のエイドに到着。
エイドの建物内に入って計測器にタッチしたあと、スタッフにリタイアを告げて計測用のリストバンドを回収してもらいました。
ここでレースは終了です。
160.2km地点を19時間20分。あと100kmは走れませんでした。
リタイア後
午前5時過ぎの始発まではまだ1時間40分ほどあるのでここで待機させてもらうことにします。
スープとおにぎりをいただきました。
トレニックワールドのエイドはどこも食べ物が美味しいのがいいですね。
胃腸に問題はなく食欲は十分にある状態なので足の痛みが悔やまれます。
エイドに到着してから出発していくランナーを見ているとみんな頑張ってるなー、最後まで行ってほしいなーって思いました。
午前5時になり、電車が動き出す時間になったのでエイドを後にします。
エイドから出て歩き出すと、先ほどよりも足首から脛の痛みが増しており、歩くだけで辛い状態。
駅までの5分ほどの道のりさえ辛くてたまりませんでしたがなんとか電車に乗車。
1時間半ほどかけて川越に到着。
会場に戻ってきました。
残念ながらこのフィニッシュゲートは潜れませんでした。
というわけで、小江戸大江戸260kmはリタイアという結果に終わったのでした。