UTMF 2019に参加してきました。(Part1・準備篇)
4月26日から28日にかけて行われた「ULTRA-TRAIL Mt.FUJI」に参加してきました。
今回は2015,2016年以来3度目の出場です。
2015年は途中70km地点の富士宮関門で制限時間オーバーでリタイア。
前回出場の2016年大会はUTMFは44kmに距離短縮、STYは途中で中止となり、今まで一度も100マイルのUTMFを完走できていません。
今度こそ100マイルのUTMFを完走するという目標で日々過ごしてきました。
さて、今回のレースはどうなったのでしょうか。
まずはレース前の準備篇からです。
過去の出場結果
過去に出場した様子は以下で書いています。
・2015年
・2016年
目標
今回の目標は30時間でのフィニッシュ。
以前紹介した「LIVE TRAIL」では27時間9分というフィニッシュ予想タイムが計算されましたが
この予想タイムにエイドでの休憩時間を加えると30時間くらいになるかなと。
ただ、3月の香港で骨折した右手親指が完治していなく、そのため3月中旬から4月上旬の一番トレーニングしなければいけなかった時期に何もできなかったのでちょっと遅くなる可能性も考えて以下のように33時間、36時間のペースも含めたペース表を作成しました。
最低でも2日目中にフィニッシュできる36時間以内はキープしておきたいところです。

これをiPhoneの壁紙にしていつでも見られるようにしておきました。
装備
今回は以下のような装備で臨みました。
ウェア
上半身
・Finetrack スキンメッシュ®T
シャツの下に着ると汗冷えしないという優れものです。もう5年くらい利用しています。
・ベガルタ仙台のユニフォーム(2018年版)
私のアイデンティティの一つです。ここぞというレースではこれを着ます。
・Polartecのアームカバー
品番はわからないのですが、UTMF2016のEXPOで500円で購入したものです。以前使っていた他のアームカバーと比べると腕を締め付けることなく防寒に対応できるのがいいです。
下半身
・Millet ドライナミック メッシュ ボクサー
ドライレイヤーは上半身ではFinetrackのものを利用していますが、最近ミレーのものが評判がいいので下半身はこちらを使用しています。
・The North Faceのランニングパンツ
左右の大きなポケットと背中にもポケットがあるのでレース中にちょっとした小物を入れておけるのが便利。
・CEP カーフスリーブ
ふくらはぎのブレ防止のため。適度な締め付け感があっていいです。
・itoix ランニングソックス 5本指 セミロング
雨の日に強く、蒸れたりまめができることが少ないのがいいです。
レインウェア
・モンベル トレントフライヤー
上半身、下半身ともにモンベルのトレントフライヤーを利用。2013年に購入して以来6年間使用していますが今でも問題なく使えています。
晴れで温暖であれば軽量なバーサライトパンツにしようかと思ったのですが、今回は低温が予想されるため下半身もトレントフライヤーを利用しました。
テーピング
・ニューハレXテープ
足首の固定用に。テーピングでかかとが保護されるので靴擦れ防止という側面でも利用しています。
いつもは膝にVテープをつけるのですが、今回は失念して膝にはテーピングなしで出場しました。
装備品
ザック
・Salomon ADV SKIN 12 SET
以前もSalomonのものを利用していましたが先月Salomonの店に行って新商品を背負わせてもらったらよかったので衝動買いしてしまいました。以前のものよりも着ている感があり身体と一体感があるのでいいです。
ただ、ポケット間の干渉が以前に増してひどいのでそこは改善してほしいところ。
食料
・ザバス ピットイン エネルギージェル
ちょっとサイズが大きくてかさばりますが、1個170kcalと他のジェルよりも多いのと、蓋がついているので食べた後のごみがべとべとしないというのが利点です。
ウメ、ピーチ、栄養ドリンク3種類の味をバランスよく入れておきました。
・トレイルバター
値段は高いですが1本で760kcalが取れるのが利点。ジェルだけでは飽きてしまってもこれは食べられます。
・スポーツようかん あずき
結構おいしいです。カカオ味もありますが、そちらは自分には合いませんでした。
・1本満足バープロテイン
前週の試走で食べてみたらいい感じだったので入れてみました。
先月までは品薄でしたが、今月になって手に入りやすくなりました。
・VESPA HYPER
ここぞというときのアミノ酸補給用です。
とこんな感じ。
レース中に固形物が食べられなくなることがあるので、基本的にはジェル中心です。
基本的には1時間おきにジェルを食べて、その合間にトレイルバターをちびちびというスタイルで、たまにようかんとプロテインバーを食べるという感じです。
あとはエイドの食べ物でどれだけ賄えるか。
ライト
・Petzl Nao
575ルーメンで明るく、リアクティブモードで周囲の明るさをみて明るさを自動調整してくれるのがいいです。新しいものだとスマホで明るさの調整ができるらしいですが、これはPCで事前に行わなければいけないのが難点です。
・Ledlenser H8R
こちらは最近購入し今回がデビュー戦。600ルーメンという明るいライトなのでどれだけ使えるか。
Petzlを頭に、Ledlenserを腰に固定して使用。
基本的にはPetzlだけで事足りますが、Ledlenserを腰の低い位置から照らすことで霧にも対応できるかなと。
防寒具
・Finetrack エバーブレス トレイルグローブ
雨用の手袋です。
・防寒用の手袋
メーカー不明。確か1980円くらいで買ったような気がします。
・Jack Wolfskin REAL STUFF CAP Fleece hat
コンパクトな帽子なので寒い時はいつも入れています。
・The North Face マイクロストレッチネックゲイター
薄くてコンパクトなのに結構暖かいネックウォーマーです。
・モンベル サーマテックウエストウォーマー
腹巻です。腹を冷やすとよくないので追加しました。
必携品は手袋と帽子だけですが、寒さが予想されるのでネックウォーマーと腹巻を追加した感じです。
という感じで装備はこんな感じで臨みました。
この他にも細々とした装備は入れましたが、基本的なものはこんな感じで。
装備の写真を撮ったり重量を測っておけばよかったなと、これを書いているときになって思うのでした。
というわけで次回はレース前の様子を書いていきます。




