UTMF 2022 に参加してきました。(Part2)
さてUTMF2022、今回からはレースの様子を書いていきます。
前回スタートまでの様子は↓からどうぞ
コース
レースの様子に入る前にとりあえずコースをおさらい。
当初のコースは↓のとおりでした。


ところが前週にコース上に雨が多かったため、レース前々日に以下のようなリリースが出て天子山地を迂回することに。
UTMF165k・天子山地の迂回とスタート時間の後ろ倒しについて
4月19日20時より大会3日前の開催会議を開き、大会1週間前から当日にかけてのトレイルの状況と天気予報を元に開催について検討した結果、「UTMF165k・天子山地の迂回とスタート時間の後ろ倒し」を決定しましたのでお知らせいたします。
ULTRA-TRAIL Mt.FUJI ULTRA-TRAIL Mt.FUJIhttps://www.ultratrailmtfuji.com/news/utmf165k・天子山地の迂回とスタート時間の後ろ倒しに/ウルトラトレイル・マウントフジは総距離165kmにもおよぶ富士山の山麓、登山道、歩道、林道などを走り歩きつなぐ。これまでに例のないアウトドアイベントを通して、挑戦することの大切さと、トレイルランニングの魅力を紹介します。また、360度どこから見ても美しい富士山の文化及び自然環境の素晴らしさを再発見し、国内外に伝えていくものです。
先ほどのコース図でU1からU2のあたりで大きなアップダウンがありましたが、
それがなくなりその区間では主に林道を通るルートとなり、
距離:165.3km
累積標高:+7573m
↓
距離:157.9km
累積標高:+6388m
と、距離で7.4km短く、獲得標高で1185m低くなりました。
しかしながら難易度が下がったとはいえ、100マイル級のレースであることには変わりありません。
START→U1富士宮
というわけで当初の予定より1時間繰り下がって第1ウェーブは15時半にスタートしました。
今回は4組に分かれて15分おきにウェーブスタートなのであとのウェーブの人たちもコース上にいてにぎやかなスタートです。

スタート直後は園内の芝生を進みます。

1km弱園内の道路を通ったあと

林道に入ります。

ここからは走りやすい林道をひたすら進みます。

ここで飛ばしすぎると後に影響するのであまりペースを上げないようにしたいところですが、周りにつられてどうしても速くなってしまいます。
だいたい5分/kmくらいのペースでこのあたりは進んでいきます。

とりあえずずっと走って14km地点の粟倉に到着。

前回大会ではこのあたりでウォーターステーションがあり水を補給できましたが
今回はただの通過点。
林道に入って少し進むと

送電線下のトレイルへ

ここから5kmほど延々とこの送電線下のトレイルを進みます。

まだまだ進みます。

小屋のような廃墟のような建物の横を通過して

ちょっとそれてトレイルに入ると

最初のエイドU1富士宮に到着です。

スタートから2時間4分で到着。

本来なら天子山地に向けての体制を整える場所ですが、次のU2麓までもロードがメインの区間となったので特に何もせず

バナナ1本を補給して先に進みます。

エイドの出口にはガンバフンバくんが。

残念ながら中の人が亡くなったと聞いていましたが、遺志を継いだかたがいらっしゃったのでしょう。
応援はありがたいものです。
U1富士宮→U2麓
この区間は当初天子山地があって難所だったのですが、それがなくなり延々と舗装路か林道を進むコースに。
難易度が下がったように見えてここで頑張りすぎると先が厳しくなるということで、塩梅が難しいところです。
富士宮をスタートしてからちょっと進んだところで立ち止まっている人がいたので正面を見てみると、富士山が目の前に見えました。

このあとは入り組んだ舗装路を進みますが、
右手に夕日

左手に富士山を見ながら進みます。

今回で4回目のUTMFですが、こんなにきれいに富士山が見えたのは初めてです。
この先登るはずだった天子山地に夕日が沈んでいくのを見ながら

先に進みます。

2014大会まではエイドのあった西富士中学校の横を通過して

菜の花畑を通ってしばらく進むと

天子山地へ続くトレイルへ

ようやくトレイルランっぽくなってきたなーという感じですが、ここで正規のコースとの分岐へ。
上にいくと天子ヶ岳に進む登山道ですが、

ここからは舗装路を進みます。

18時半を過ぎてそろそろ暗くなってきたのでライトの準備。

天子の森を通って

田貫湖沿いのロードを進みますが、暗くて湖は見えません。

しばらく進んで

猪之頭で正規のコースと合流。

井之頭中学校の横を通過して

ちょっとトレイルを進むとエイドまであとわずか

そしてエイドが見えてきました

中に入ります。

U2麓
U2麓には4時間25分で到着。
予定していたタイムテーブルよりはちょっと遅いもののまずまず順調と言っていいでしょう。
本来なら天子山地を終えてくたくたになって到着するはずでしたがまだかなり余裕がある感じです。
ところで、今回もいつもと同じくベガルタ仙台のユニフォームを着ていたのですが
エイドに入った瞬間に「エスパルス」と声をかけられてしまいます。
2019年に出場した時にはアルビレックスと間違られるし、私の応援するチームの知名度の低さにがっかりしてしまいます。
さて、ここ麓エイドの名物は富士宮焼きそばですが、
エイドの中を探しても見つかりません

エイド内を1周したところで見つけましたが、
目の前で焼いているのではなくてパックに入ったものをまとめて提供しているようでした。

ちょっと冷めてはいましたが、とても美味しかったです。
とエイドでの休憩を終えて外に出ると、サポーターゾーンの近くにテントがあって
そこでは焼きたてを提供しているようでした。

焼きたてを食べたいところですが、1人1個までなので遠慮しておきます。
前回大会では量が足りずに後ろの方の人は食べられなかったと聞きましたが、今回はどうだったのでしょうか。
ゆっくり休んだら12分ほどの長居となってしまいましたが先に進みます。

というわけで今回はここまで。
次回はU2麓から先の夜間の様子を書いていきます。





