第4回奥三河パワートレイルに参加してきました。(Part1)
4月22日に行われた「奥三河パワートレイル」に参加してきました。
愛知県奥三河地域で行われ、愛知県最高峰の茶臼山高原から湯谷温泉まで約70kmを駆け抜けるトレイルランニングのレースです。
大会概要
詳細は大会サイトをご覧いただくとして↓
スタート 午前 6:30
開催場所 奥三河地域(新城市、設楽町、豊根村)
コース 距離 約70㌔(予定) 累積標高 4000㍍(予定)
スタート:茶臼山高原(豊根村)
ゴール:湯谷温泉(新城市)
制限時間 13時間
大会概要
特筆すべきなのはこの大会の完走率の低さ。
第1回:出走者757人 完走者233人 完走率30%
第2回:出走者780人 完走者475人 完走率60%
第3回:出走者838人 完走者411人 完走率49%
と、約半数以上が完走できないというレースなのです。
これだけ厳しいと燃えますね。
移動
受付は前日のみなので前日の4/21(土)に現地に向けて移動します。
今回受付会場は湯谷温泉ということで、東海道新幹線で豊橋まで、そこから飯田線で移動というルートです。
普段東海道新幹線に乗ることはほとんどないので、何年ぶりの利用でしょうか。

2時間に1本新横浜の次の停車駅が豊橋というひかりがあるのでそれに乗って移動です。
自由席利用なので混雑していたら1時間立ちっぱなしかなと思いましたが、3列席の真ん中は空いていてなんとか座ることができました。
朝食は車内で駅弁。駅のホームで崎陽軒の売店に入って目についた弁当を取ってレジに向かうと
「この弁当はJRさんのですがよろしいですか?」と。今さら選び直すのも面倒くさいのでそのままこの弁当を買いました。
「焼売炒飯弁當」を食べます。

その名の通り中身はシューマイとチャーハンでした。

と弁当を食べてぼけーっとしているとあっという間に豊橋に到着。
新横浜から豊橋まで1時間5分ほどと直通だとかなり速いですね。
そのまま飯田線に乗り換えて「特急ワイドビュー伊那路」に乗り換え。
湯谷温泉駅に到着です。

駅前には商店もなく寂れた感じですね。

会場はここから川を挟んだ向かい側にあるので移動します。
コース案内もすでに設置されていました。

吊橋を渡ります。

川の景色が素晴らしいですね。


会場に到着します。ここは受付会場で、翌日はフィニッシュ地点となる場所です。

受付・競技説明会
受付が空いているから行こうと思ったらなんと開始前。

11時頃に到着したのですが、受付開始は12時とのこと。
列車の都合でこんなに早く到着してしまいましたが、(自分の乗ってきた列車のあとは3時間後までないのです)
競技説明会の開始が12時45分なのでそれまで時間があるのでさてどうしようか。
この大会の事前郵送物には湯谷温泉の割引券があったので、
その対象になっていた旅館で温泉に入ることにします。
ちょっと歩いて「旅荘みつい」に入ることに。
玄関から入って「パワートレイルの割引券で日帰り入浴したい」と言うとなんだか混乱している様子。
ちょっと待っててねと言われてしばらく待ちます。どうやら温泉の準備をしている模様。
後で調べるとここでの日帰り入浴は予約制とのこと。
だったら断ってもいいのにそんな事言わずに入らせてくれたのに感謝です。
というわけで温泉に入ります。

誰もいなかったので貸切状態です。
露天風呂からは川が一望できます。



とても素晴らしい温泉、気持ちよかったです。
というわけで受付会場に移動。
温泉でゆっくりしていたら競技説明会開始の12時45分に近くなっていたので受付の前に説明会に行きます。
説明会の会場は「湯の風 HAZU」。

和室の大広間が会場です。

予定時刻の12時45分過ぎに大会プロデューサーの石川弘樹さんが現れます。

説明会ではコース様子を説明してくれるのかと思っていたのですが、
事前に案内されていた競技規則を復唱するような感じでした。
と、競技説明会を終えると再び受付会場に戻って受付を。
装備チェックが行われます。
今回チェックされたのは必携品のうち
・携帯電話
・レインウェア
・熊鈴
・ライトとその予備電池
・フラッシュライト
の5種類。
自分はすべて必携品を準備していたので大丈夫だと思ってチェックに臨むと、予備電池がないことが判明。
今回は日が出てからのスタートで昼間にフィニッシュする予定だったのでいつも使っている「Petzl Nao」ではなく、
それより軽い「BlackDiamond Storm」を用意していたのですが、
その際に予備電池を入れるのを忘れてしまっていたようです。
というわけで装備チェックやり直し。ショップのブースで単4電池を購入して再度チェックして受付完了です。
今回の参加賞はなんと日本酒でした。

参加賞はほとんどの大会でTシャツばかりで、着ないTシャツが増える一方でこまっているのでこういうのはいいですね。
個人的には参加賞は食べものとか名産品の「消えるもの」で、「残るもの」が欲しい人は購入するというのがいいと思います。
Tシャツも大会名やスポンサー名がベタベタと貼ってある無料の参加賞Tシャツよりも、有料でちゃんとした素材でデザインのしっかりしたものを作ってもらえるのであれば購入して着たいと思うし。
受付会場はトレランEXPOと銘打ってアウトドアショップの出店や飲食物の屋台がありました。


しばらくそのあたりで休憩して五平餅をいただいたりして(真実の五平餅かはわかりませんがおいしかったです。)
それから宿泊先へ移動します。
東栄駅に宿の迎えが来るので湯谷温泉駅から東栄駅まで飯田線で移動。
駅に着くとマイクロバスが待っていて、そこに満員で30人くらいいたでしょうか。大所帯で移動します。
今回宿泊するのは「清水館」。

スタート会場まで5kmくらいのところにある宿です。
受付会場でフィニッシュ地点の湯谷温泉に宿泊してもよかったのですが、そこからだとスタート地点まで2時間ほどバスに乗る必要があるのでこちらを選んで良かったです。
この宿は大会前の中日新聞でも取り上げられたそうで、大会Facebookページでも紹介されていました。
宿の外には鯉のぼりが。

そろそろ端午の節句ですね。
夕食はジンギスカン。

相部屋になった人と一緒にいただきます。
食事中は当然トレランの話になり、過去に出場した大会の話とかいろいろな話しをしたのですが、
その途中で
「もしかしてブログやってますか?」
「はい、やってます…」
というわけでこのブログを見てくれている方でした。
拙ブログをご覧いただきありがとうございます!
それにしてもこのジンギスカンは量が多くて食べきれないかと思うくらい。

他には手作りのシュトーレンがあったり豪華な夕食でした。
これで1泊2食付き7000円というのは安いものですね。
そして翌日に向けて準備を済ませて寝よう、と思っていたのに
装備を確認していたらヘッドライトがない。
思い出してみると、予備電池がなくて装備チェックをやり直したときに一旦地面に置いたのですがそのときになくしたのかもしれない、
もしかしたら大会本部に届いているかもしれないと思い、電話で確認しようかと思いますが午後9時近くで迷惑かなと思い、
翌日スタート前に届いていないか確認すればいいかなと考えます。
もしそれで見つからなければ必携品未装備でリタイアということにしようと。
(A5棚山高原でのライトチェックは、そこを16時までに通過すればチェックなしで通過できますが、チェックされなかったとしても違反は違反ですからね。)
というわけで不安に感じながら就寝したのです。
次回はレースの様子を紹介します。


