台湾で「The Beast Trail」に参加してきました。(Part5・レース篇2)
前回までに引き続いて5月12日に出場してきた「The Beast Trail」の様子です。
今回はレース中盤以降の様子を紹介します。
前回はこちらからどうぞ
第2関門→第3関門
第2関門でしばらく休憩したあと出発です。
10分ほどトレイルを進むと川が現れます。
ここからがこのレースの本番と言ってもいいかもしれません。
これくらいの川だとまだ序の口で、まだ濡れずに渡ることができます。
どう見ても川の中にコースを示すピンク色のテープがあるのですが。
まだこれくらいならそのまま渡ることができました。
これは・・・
どう考えても濡れずに渡ることはできない。
立ち止まってなんとかコースはないかと探しますがどうやら無理そう。
仕方がないので足を水につけ川の中を渡り始めます。
そうすると足が冷えて意外と気持ちがいい!
一度水に浸かってしまうともうそこからは気にせずに水の中に入れます。
そして川を遡上していきます。
鮭かよ!
このあたり身長に進む自分を横目に後ろから来たランナー数人に抜かれていきます。
やはり外国人はすごい。この渡渉を物ともせずに進んでいきます。
というより、自分が臆病で慎重になりすぎているせいもあるのですが…
だいたい膝上あたりまで水に浸かる感じでした。
そして川を抜けるとまたジャングルへ。
ここからしばらくはこの大会最高点の「逐鹿山」へと続く登りを進みます。
それにしても体に力が入らない状態がしばらく続いていてなかなか前へと進めません。
ロープがあったり急なところもあり
2時間ほど登って景色が開けてきてそろそろ頂上かな。
と思ったらまだ森が続いたり
何やら建物?のようなものが見えたので今度こそ頂上かな。
そこから5分ほど歩いて逐鹿山の頂上に到着。
ここがこの大会最高地点1414m。
山名標は木にくくりつけてありました。
さてここからは下山。
下りだからそんなにきつくはないかなと思ったのですが、
苔が生えた岩場の下りで滑りまくり。
スピードを上げることもできずに慎重に下っていきます。
そんな中でも台湾人ランナーは勢いよく下っていくので、何人にも抜かれていきます。
下りの間に10回は転んだでしょうか。
もうウエアはドロドロです。
自分の場合、トレランレースでは前半慎重に入って後半順位を上げていくというスタンスで、レース後半に入って抜かれるということをほとんど経験したことがなかったので、思うように前に進めないという現状と合わせて惨めになってきます。
それでも1時間ほど下って舗装路が見えてきます。
そしてようやく第3関門に到着。
エイドにはフルーツポンチや他にも料理がありました。
でも疲労で食べ物を受け付けなくなっていたのでフルーツポンチをちょっとだけ食べて休憩。
休憩していると「日本人ですか」と話しかけられます。
その人は台湾在住の日本人とのことでした。
自分はもう休憩を終えて出るところだったので先に出発します。
ここから最後の熊空山への登りがきついところですが
続きは次回に。