香港TransLantauに参加してきました。(Part3)
前回までに引き続いて、3月2日から3日にかけて参加した香港「TransLantau」の様子を紹介します。
今回はいよいよレーススタートです。
前回はこちらから↓
レース概要
レーススタートの前に大会の概要を紹介しようかと。
詳しい情報は大会サイトを見ていただくとして、

TransLantauには100km、50km、25kmと3つの部門があり、自分が参加するのは100kmの部。
コースはその名の通りランタオ島を会場に、8の字のようにたどって島を一周するコースです

高低差はこんな感じ。前半の「Lantau Peak」と後半の「Sunset Peak」と手強い登りがあって、その他もアップダウンが激しい感じです。

制限時間は33時間。
金曜日の23時30分にスタートして日曜日の午前8時30分が制限時間です。
昨年出場した「Vibram Hong Kong 100」もそうでしたが、100kmで30時間以上の制限時間というのは日本の大会に比べるとかなり緩いなという感じがします。
で、今回の目標としては17時間くらいのタイムを目安に。
順位的にはトップ10を狙いたいなと思っていました。
秘密兵器
今回の秘密兵器は、前週の東京マラソンEXPOで手に入れた「MAURTEN」。
吸収率に優れていて500mlで320kcal補給できるとのこと。
前から気にはなっていたのですが、今回初めて見かけたのでその場で購入していたのです。
輸入品のため、500ml用の粉末4袋で3000円というかなりブルジョアな飲み物ですが、これで効果的な補給ができればいいなと。

ちなみに、SNSでMAURTENを使用している写真をハッシュタグ付きで投稿すると抽選で100名にMAURTENが1袋もらえるというキャンペーンがやっていて、↑の写真を投稿したら後日めでたく当選していました。
スタート-CP1
3月2日、香港時間23時30分(日本時間だと3月3日午前0時半)にスタートです。
スタートゲートを

大勢の観客に見守られながら通過します。

スタート直後はロードを進みます。

港の横を通り過ぎ

しばらく走っていきます。
東京マラソンから5日後という強行日程ですが、マラソン後に休息したりマッサージに行ったりして回復したので特に問題なく走れています。
だんだんと市街地から離れて

1kmくらいでトレイルに入ります。

トレイルの入り口ではとくに渋滞等もなくてスムーズに入れました。
このあたりからしばらくアップダウンの少ないトレイルに。
トレイルといっても香港の場合舗装されているところが多い感じ。
30分ほどで砂浜に出ます。

牛もいました。

そしてCP1のCHIMAWAN(芝麻灣)に到着。

水はまだ十分にあるのでスルーします。

CP1-CP2
それにしても深夜にもかかわらずかなり蒸し暑い感じ。
寒い日本からやってきたのでかなりきついです。
ここからは登りに入ります。

しばらく登ると夜景が見えます。

前回香港で参加した「Vibram Hong Kong 100」のときは市街地のすぐ裏にあるトレイルを走っていたので夜景がかなり明るく見えましたが、今回は島の港町なので明かりは少ないですね。
ピークのような場所を通過して

香港のトレイルは階段が多くてきついです。

港がきれいに見えるところを通過して

CP2のCHIMAWAN(芝麻灣)に到着。

ここは実はCP1と同じ場所です。ぐるりと回って戻ってきました。
コースが8の字になっていて、その中心にエイドステーションが設置されているので設置箇所が少なくて済むのは良さそうですね。
ここではオレンジとバナナを補給して出発です。

ここでLiveTrailで順位を確認すると8位の模様。
30分位進んだあと一瞬ロードに出てから

しばらくトレイルを進みます。
先ほどのCP2からここまでに3人ほど抜かしたので現在5位か。かなりいい感じで進んでいます。
このまま頑張って進んでいこうかと思っていたのですが、
このあと大ハプニングが発生するのです…
続きは次回に。

