Chianti Ultra Trail by UTMBに参加してきました。(Part8・Chianti Wine Run篇)
2024年3月に参加したChianti Ultra Trail by UTMBの続きです。
UTCC100で103kmを走った翌日ですが、15kmのレース「Chianti Wine Run」に参加します。
前回は↓からどうぞ
起床
3月24日日曜日になりました。
昨日は22時頃まで外のフィニッシュゲート付近が騒がしかったのでその後の就寝となって結局寝たのは23時頃。
6時半頃に目が覚めたので7時間ほどの睡眠時間で疲れはあまり取れてはいませんが、とりあえず動ける感じではあるので問題ないかと。
外を見ると朝なのでまだ誰もいませんね。

ゲートはこんな感じ。

8時過ぎにちょっと散歩しにいきました。
朝の景色もいいですね。

スタート前
この日は20kmのChianti Half Trail(CHT)と15kmのChianti Wine Run(CWR)が行われます。
9時にCHTがスタートしたあと、9時半にCWRがスタートなので、自分のスタートは9時半。
それまでホテルの部屋で待機します。
昨日は準備に時間がかかってスタート5分前にようやく部屋を出ましたが、今日は早々と準備完了したので、窓から外の様子を見下ろします。
CHTのスタート10分前

ハンドクラップやカウントダウンがあって
9時ちょうどにスタートします。

続々と選手がスタートして

2分ほどで全選手がスタートしていきました。

そしてすぐにゲートは空っぽに

スタート
というわけでスタート地点に移動します。

昨日に引き続き恰幅のいい男性が荒ぶっていますが


9時半にスタートします
START→VISTARENNI
まずは街中を通ります。

昨日は暗い中でしたが今日は明るいのでよく見えますね。

街中を抜けると草地の下り

昨日の疲れもあるのでゆっくり走ります。

身体は重いのでちょっとした登りでも辛いです。

それでも昨日に引き続きいい天気なので走っていて気持ちがいいですね

時折草の深いところや道が泥になっているところがありましたが

15kmと距離も短いので景色も良くていいとこ取りといったコースでしょうか。

沿道で応援する人も昨日より多い感じがします。

そんなこんなで走っていると

9km地点、このレース唯一のエイド「VISTARENNI」に到着します。

VISTARENNIのエイド
エイドには1時間半ほどで到着します。

ここは昨日参加したUTCCの66.6km地点のエイドでもあったのですが、
提供される食事を見ていると

昨日と変わらないメニューだなと思いましたが

なんと昨日はなかったワインがありました。

とりあえず一杯いただきます。
グラスではなくソフトカップに入れたので味気ない感じでしたが、中身は本物のワインでした。
ほろ酔い気分で先に進みます。

VISTARENNI→FINISH
エイドを出て、

残すところ後6kmほど

周りのランナーを見ていると登りでは歩いていて、それを自分は抜かしていくのですが

下りになると一気に飛ばして自分は抜かされていきます。

昨日のレース中も感じましたが、欧州の人は下りに強いような気がします。
このあたりで昨日の筋肉痛が出てきて、特に下りが辛くなります。

とはいえレースは残りわずか。

丘の上にフィニッシュ地点のあるRadda in Chiantiが見えてきました。

昨日のコースと合流して

ちょっと進んで

あとは最後の登りをいけば

舗装路に出て

街中に入ります

あとは階段を登って

トンネルを潜れば

最後のウイニングロードへ

昨日と同じく恰幅のいい男性が出迎えてくれて

ゲートが見えてきました

そしてフィニッシュ!

「⚪︎⚪︎サン!アリガトウゴザイマス!」という日本語のアナウンスで出迎えてくれました。
100km走った翌日だったので不安はありましたが、とりあえず完走できました。
ゆっくり走ったので昨日は余裕がなくて見られなかった景色も楽しめてよかったです。
フィニッシュ後
フィニッシュ後はホテルに戻って上から最終ランナーのフィニッシュまで見てました。

最終ランナーをたくさんの人が出迎える光景っていいですよね。
そのあとはフィニッシュゲート横のカフェでビールをいただいてゆっくりしてました。

夕食は「Pizza Hot」でピッツァとワインを楽しみました。

これがヨーロッパでの最後の夕食になるのですね。
夜になると会場が片付けられて

跡形もなくなっていきました。

明日からは日常の静かな日々に戻るのでしょう。
というわけで、2つのレースを終えRadda in Chiantiでの最後の日が終わったのでした。
今回はここまで。
次回は帰国の様子です。



