Chianti Ultra Trail by UTMBに参加してきました。(Part9・帰国篇)
2024年3月のChianti Ultra Trail by UTMB、今回は最終回です。
レースも終わり、1週間余りのヨーロッパ旅行もこれでいよいよ帰国です。
前回は↓からどうぞ
最終日の朝
3月25日月曜日の朝になりました。いよいよ今日は最終日。これから帰国です。
この日は7時15分のバスで移動するので朝5時半頃に起床します。
外を見るとすでに夜は明けていました。
ちょっとすると日差しも刺してきました。
窓からこの景色を見るのもこれで最後ですね。
7時頃にホテルをチェックアウトしてバス停に移動します。
バスが、行ってしまった
7時15分のバスに乗る予定なのでバス停で来るのを待っていると
なんとバスは一つ前の通りで折り返していってしまいました。
自分の他に外国人(多分イタリア人ではない人)3人組が待っていたのですが、みんな途方に暮れてしまいます。
折り返していったバスは別のバスかもしれないと思ってしばらく待ちますが、バスが来る気配はないのでとりあえずホテルに戻ります。
3人組の方はタクシーを呼ぶみたいでフロントのスタッフと交渉していましたが、自分は次のバスで行こうかと。
バスについて聞いてみると、バス停は先ほど待っていたところで間違いないとのことで、時刻表を印刷したものをくれました。
とりあえずホテルのロビーで休憩しながら次の8時50分のバスを待ちます。
次のバスも折り返していくと大変なので、先ほどバスが折り返した交差点でバスを待ちますが、
横にあった大会の受付会場はほとんど片付いているようですね
待っていると8時35分頃にバスが来て今度は折り返さずにそのまままっすぐ走り去っていきました。
おそらくこの先で折り返して戻ってくるのだとは思いますが不安になります。
そして8時50分頃になるとダイヤ通りにバスがやってきて乗車することができました。
バスでフィレンツェへ
ここからはバスで移動します。
途中の停留所で検札のスタッフが乗車してきます。
バスのチケットはアプリで購入済みなのでそれを提示します。
ここでチケットを持っていないと高額の罰金が課されるらしいです。
切符を売っている売店がやっていなかったのでどうしようかと思いましたが購入しておいて良かったです。
徐々に乗客が増えてきて、途中で車椅子の人が乗ってきます。
段差をどうするのかと思ったら入口の階段のところから機械が出てきて
それに乗って乗車していました。
運転手の方も降りて乗車を手伝っていたりして、
自分が乗車した時もスーツケースを持つのを手伝ってくれたりしたのでイタリア人は優しいなーって思いました。
1時間ちょっと乗車しているとフィレンツェ市内に入ります。
7時15分のバスは行きの時に乗車した市内中心部のサンタ・マリア・ノヴェッラ駅近くのバスターミナル「Piazzale Montelungo」が終点ですが、
このバスの終点は郊外の「Treminal Vittorio Veneto」というところ。
バスは10時20分頃に到着します。
予定通り一本前のバスに乗れていればフィレンツェ市内でちょっと散歩しようかと思っていましたが、ここから空港まで直接向かうことにします。
フィレンツェのトラム
ここからはトラムに乗り換え。
バス停の近くにあるT1号線の「Porta Al Prato-Leopolda」駅から乗車します。
車内は座れないけれど混雑しているというほどでもない感じ。
5分ほど乗って「Alamanni – Stazione Santa Maria Novella」駅でT2号線に乗り換えます。
しばらく乗って
20分ほどで到着。T2号線の終点は空港なのでここで降ります。
空港と逆側を見るとのどかな雰囲気ですね。
空港のターミナルに入ります。
フィレンツェ・ペレトラ空港で
空港に入るとチェックインカウンターを確認
カウンターに向かいます。
エールフランスのカウンターへ移動すると空いていて、荷物を預けてすぐに手続き完了します。
乗り継ぎがあるので搭乗券を2枚もらいました。
保安検査は並んでいましたが10分ほどで通過しました。
中に入ると免税店があって
ゲートまでの通路を通ります
壁にはフィレンツェの風景が描かれていました
5分ほどでコンコースへ
そういえば朝から食事をしていなかったのでお腹が空きました。
空港なので値段はお高めですが6ユーロでフォッカッチャをいただきました。
少ないですが、このあと機内食があるし。
食べ終わるとゲートに移動します。
パスポートチェックがありましたが、まずはパリまでのヨーロッパ内の移動なのでここは通らず
ゲートの前まで行ってで搭乗開始を待ちます
エールフランスでフィレンツェからパリへ
出発予定の12時25分の15分ほど前に搭乗開始しました。
ボーディングブリッジではなくバスで移動します。
他の飛行機の横を通過したりして
エールフランス機に到着します。
そして搭乗。
機内は満席でした
今回は短時間のフライトなので窓側の席にしました
予定の12時25分をちょっと過ぎてから飛行機が動き出して
滑走路を走ったあと離陸します。
短時間なので機内食はサンドイッチのみ。
アルコールは提供されていたのでビールをいただきました。
窓からは雪に覆われたアルプスの山々が見えました。
1時間半ほどでパリの上空にきます。
エッフェル塔や凱旋門、ロンシャン競馬場やパルク・デ・プランスなども見えました。
だんだん高度を下げていき
着陸体制に入って
予定時刻の14時10分頃に着陸しました。
シャルル・ド・ゴール空港で
パリ、シャルル・ド・ゴール空港に到着します。
通路を通って
次に搭乗する羽田行きのゲートを確認。
フィレンツェからの便はターミナル2Dに到着したのでターミナル2Eに移動しなければなりません。
乗り継ぎルートは事前にJALのサイトで予習していました。
表示に従って
移動します。
パスポートコントロールに来て
係員のフランス人にパスポートを提示すると、日本に住んでいたことあるそうで「ドコイキマス?シンジュク、シブヤ、アサクサ、ウエノ、ハラジュク、コマエ、オダキュウセン!」と話しかけられます。
なぜ狛江、なぜ小田急線…
地図に白で塗られた国の人たちは自動化ゲートが使用できるらしいです。
日本の国旗が描かれている方のゲートで手続きして
ついに出国してしまいました。
搭乗時刻まであと2時間ほどあるので
今回もJALグローバルクラブ会員の恩恵を受けてエールフランスのラウンジへ。
機械で搭乗券のバーコードをスキャンすれば入れるはずなのですが、なぜかエラーになったのでカウンターに搭乗券とステータスカードを見せて入場することができました。
中に入ると落ち着いた雰囲気ですね。
JALの指定ラウンジでもあるので日本人の人もいました。
こんなに日本人を見たのは10日ぶりくらいです。
とりあえず本場のシャンパーニュと
食事をいただきました。特にビーフシチューが美味しかったです。
シャワールームで身体を洗ってサッパリしてから
搭乗ゲートに向かいます。
見慣れた機体がありました。
JALでパリから羽田へ
出発の20分ほど前に搭乗します。
機内の画面ではNHKニュースを見ることができたのですが、一気に現実に戻った感じがしました。
長時間のフライトということもあり今回は通路側を指定したので、離陸の様子は見られませんでしたが、無事離陸したようでした。
搭乗してから1時間後くらいに飲み物の提供が。とりあえずビール。
そして機内食が。
フランスなのでチーズやパンの提供がありました。
機内では映画を見たりしようと思っていたのですが
眠気がすごいのでしばらく眠ることにします。
2回目の機内食の時間に。
中身はオムレツでした。
そして日本時間午後2時半過ぎに着陸。
羽田空港は雨でした。
というわけで10日ほどのヨーロッパ旅行はこれで終了したのでした。
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