分水嶺トレイルに参加してきました。(Part5)
7月13日から15日に参加した分水嶺トレイルの5回目です。
今回は大弛小屋から先の様子です。2日目の昼を迎えましたがこの先どうなるのでしょうか。
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大弛峠→金峰山
午前11時前、スタートから約35時間が過ぎたところで
大弛峠から先は金峰山に向けて出発です。
ここから金峰山に向けていつもは登山者の多いところですが、雨のせいであまり人がいません。
それでもこれまで分水嶺トレイルの参加者以外には出会わなかったのに登山道で普通の登山者とすれ違うのが新鮮だったりします。
こちらはもはや疲労で急ぐことはできないので登山客が来たら登り下りにかかわらずとにかく道を譲る感じです。
しばらく進んで朝日岳のあたりを通過。
このあたりまで来たら雨はやみました。
金峰山に近づくにつれて森林限界を越えて景色が広がってきます。
この分水嶺トレイルのコース、山頂以外はほとんど樹林帯ばかりのコースですが、金峰山付近は山頂のしばらく前から景色が広がります。
ただ、霧が出ていて先が見えづらいので山頂が見えてきたと思ったらまだまだ先だったりで長い道のりです。
何度かそろそろピークだろうと思ったらまだ先に道が…というのを乗り越えて
金峰山に登頂。
天気が良ければ山名標の向こう側に瑞牆山が見えるところですが相変わらずの霧で何も見えませんでした。
山頂でバウムクーヘンを食べながら休憩。
雨がやんだので岩に腰かけてまったりできるのがいいですね。
金峰山→富士見平小屋
五丈岩の横を通り下りに入ります。
ここから先は岩場が続くところ。
雨がやんでしばらくたちますが、ところどころ濡れているところがあるので慎重に進みます。
金峰山から1時間半ほどで大日岩に到着。
もはやコースタイムと同じ時間でしか進めなくなっています。
大日岩から先は大日小屋経由ではなく大日岩を乗り越えて八丁平経由で富士見平小屋に向かうコースです。
大日岩の横を通って
岩の上に登ります
傾斜のある岩場をトラバースするところもあり、
雨がやんでいたからよかったですが濡れていたら怖いところでした。
このあたりは人があまり通らないところなのか道が荒れているところもありました。
それでもきちんと道はできているので難なく進むことができます。
しばらく進んで八丁平からは富士見平に向けての道。
途中川を渡るところが何か所かありますが
石を伝っていけば濡れることはないので問題なしです。
そしてしばらく進んだ後瑞牆山方面に向かう道と合流しますが、
いったん富士見平小屋に行った後にこの道を戻ってくるというルート。
先ほどまでに抜かれた何人かとすれ違います。
結構差がついたんだな。
そして第4関門の富士見平小屋に到着。
ここが最後の関門です。
テント場の一角にタープが貼ってあり、そこがチェックポイントになっていました。
ここで食事をしようと小屋の中へ。
カレーが1800円とか中華丼が1500円って価格を見てカップヌードルで我慢することに。
なんだかんだで40分くらいここで休憩したのち、16時半前に先に出発します。
スタートから40時間が過ぎてこれから2回目の夜を迎える(スタートが深夜だったから3回目か?)わけで、ほとんど寝ていない身には厳しいところです。
というわけで今回はここまで。
次回はいよいよ最終区間。最後まで気が抜けません。