UTMF 2019に参加してきました。(Part4・レース中盤篇)
4月26日から28日にかけて参加してきたUTMF(ULTRA-TRAIL Mt.FUJI)の続きです。
前回はレースのスタートからA2麓までを書きましたが、今回はその先レース中盤の様子を紹介します。
前回はこちら↓
A2麓→A3本栖湖
A2麓エイドには6時間43分で到着。ほぼ目標通りのペースです。

ここまでの天子山地越えで疲れたのでここでは座って休憩です。
ここはサポート可能なエイドなので、ランナーを待つサポーターの方が柵の向こうから大勢こちらを見ていて動物園の見世物になったような気分。

エイドの真ん中ではたき火がたかれています。

そばに寄ると暖かく感じます。
とりあえず食事。富士宮焼きそばと味噌汁をいただきます。

焼きそばは1人1個。小さめのパックだったので物足りなかったですが、後ろの方ではなくなっていたらしいのでそれは贅沢ですね。
トイレの位置がエイドとは少し離れた場所にあったのと、天子山地で転びまく打って泥だらけになった手を洗おうと水をさがしたりしていたら結構手間取ってしまい、結局このエイドに20分以上滞在してしまうことに。
夜になったのでライトの準備をして、寒くなってきたのでここでレインウェアを着て出発です。
麓エイドを出るとすっかり暗くなっています。
エイドの前後は試走禁止区間なのでコースの様子を知らないところをとりあえず進んでいきます。
スタートからずっと霧が出ていましたが、夜になってもそれは変わらず。

夜になるとライトが反射して前が見えづらくなります。
今回はヘッドライトに「Petzl Nao」、腰に「Ledlenser H8R」という体制で臨みましたが、今回レースでのデビューとなったLedlenserが大当たり。600ルーメンの明るさで腰の低い位置から照らすので地面が見やすいのでスピードを落とすことなく進んでいけました。
これに、今回は使いませんでしたがカラーフィルターを付ければ霧でも盤石の体制になるのではないかと。
しばらくは林道のような場所を進んでいって竜ヶ岳の登山道に入ります。

このあたりになるとだんだんとランナーがばらけてきたので一人で進むことが多くなります。
そして竜ヶ岳の頂上へ。

これまでのコースでは山頂に誰かしらがいたのですが、ここは無人の山頂です。
いままでは頂上に人がいたのでその声で山頂の位置が分かったのですが、まだかまだかと思っていたときにいきなり頂上が現れた感じでちょっと得した気分。
そして下りに入ります。
下りはやはり泥だらけ。
熊森山からの下りほどきつくはありませんが、このあたりも慎重に下ります。
それでも何回か転びながら進んでいきます。
泥だらけの下りでつま先が埋まるような感じになるので、足の親指の爪がだんだんと痛くなってきます。
しばらく下って人の気配を感じるとようやく本栖湖畔のロードに出ます。

湖畔に出たころには雨はやんでいました。
ロードを走っているときにエイドの方向から太鼓の音が聞こえます。
徐々にその音が近くなってくると、A3本栖湖エイドに到着。

太鼓をたたいて応援してくれたのはこちらの皆さんです。ありがとうございます。


エイドの建物の中に入って

みのぶまんじゅうと

ゆば丼をいただきました。

目標よりも多少遅れ気味になってきていてここでは立ち止まりたくなかったので、食べ終わるとすぐに出発します。
A3本栖湖到着時:
目標(30時間ペース):9時間40分
タイム:9時間44分52秒
順位:201位(男子191位)
A3本栖湖→A4精進湖民宿村
本栖湖のエイドを出たところでダンディーな男性が現れます。
なんと石川弘樹さんでした。
昨年も途中のエイドでスタッフをしていたと聞いていましたが、まさかこんなところで応援してくれるとはびっくりしました。
「昨年の信越五岳は楽しかったです」と伝え、先に進みます。
本栖湖畔から佛峠までいったん登ると、これまでより走りやすいトレイルになります。

静岡側では雨が降っていましたがこの辺りはあまり降っていなかったのか、道もあまりぬかるんではいない感じ。
このまま本栖湖の周りのトレイルをしばらく進みます。
この間も先ほどの本栖湖エイドの太鼓の音がずっと聞こえていました。
パノラマ台に登る途中で再び霧模様に。
このあたりだいたい1000m~1100mから上のあたりで霧が出ている感じでした。
パノラマ台から下ってくると人がいるのでもうエイドか、と思いましたがそんなことはなく

でもこのあたりからは平坦なトレイルで走りやすくなります。

国道に沿っているので横からトラックの音が聞こえながら走っていくと
ちょうど日付が変わったころにA4精進湖民宿村に到着します。

ここでは事前に預けたドロップバッグを受け取ることができます。

まだ2000人分のドロップバッグが持ち主を待ち構えています。
ここでは体育館の中で休憩することもできるのですが、動線からはずれていて戻らなければいけないのが面倒くさくて外のサポートエリアで休憩。
まずはここでGarmin 935の充電。
途中で誤ってディスプレイのバックライトがONになっていたようでその分の電池消耗が激しく、この時点ですでに残量15%ほど。休憩中30分ほどの充電で65%まで回復。ただこのままでは最後まで保ちそうにないのでまたどこかで充電が必要かも。
あとは上半身のウエアを交換。雨はやんでいて、想定していたよりも寒くないので下半身はこのまま(ハーフパンツにふくらはぎのゲイター)でいいかなと。
あとはここから先約90㎞分の補給物をザックに入れます。
いつものレースではジェルが中心であるところに、前の週の試走途中に「1本満足バープロテイン」を食べたら結構いける感じだったので今回入れてみたのですが、今回途中で固形物を食べる気にはならずに1個も消費せず。
後半戦はジェル中心で臨み、固形物は置いていくことにして、ザックに詰めたのはジェルとトレイルバター。最近のレースではほとんどこの体制です。
エイドでの食べ物は食べられているので、固形物はそこで補給する形でいいかなと。
また、今回タイムが遅くなることも考えて36時間分の補給を用意していたのですが、ここまで30時間ペースで順調に来ているので用意していたよりも入れる量を減らしました。
それでもここまで減った補給の分がずしりと重くなった状態で出発です。
A4精進湖民宿村到着時:
目標(30時間ペース):12時間5分
タイム:12時間1分43秒
順位:176位(男子168位)
さて、休憩してリフレッシュしたところで
いよいよ後半戦に入ります。
続きは次回に。


