第22回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)を走ってきました。(Part4)
だいぶ間があいてしまいましたが、10月12日から13日にかけて参加してきた日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)の続きです。
前回まではこちらからご覧ください。
第22回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)を走ってきました。(Part1)
第22回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)を走ってきました。(Part2)
第22回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)を走ってきました。(Part3)

月夜見第二駐車場で20分ほど休憩したあと出発。この時点で8時間37分。
出発すると小河内峠に向けての急な下り坂。
ここは滑りやすいところなのでストックを駆使して慎重に進みます。
小河内峠の手前からは細かいアップダウンはあるものの走れるトレイルに。
昨年はこの時点で疲労困憊で歩くことしかできなかったのですが、今年はまだまだ体力が残っているので少しでも先に行こうと走ります。
そしてやってきた御前山への登り。
昨年一番辛かったのがここの登り。
登りを越えて御前山にたどり着いた!と思ったらまだその手前の惣岳山で、
そこで気持ちが切れちゃって座り込んでしまったのでした。
今年は事前の試走の時にスムーズに登れていたのでなんとかなるかな、とは思っていたのですが
登って行く間にあっという間に惣岳山に着いて、その後の御前山にも難なく登り、
なんとまああっけなく攻略出来たのでした。
御前山には9時間38分で到着。
しかしながら御前山到着直前から再び雨が降り出してしまいます。
レインウェアを着ようか迷いながらも先に進むと雨がやんだので助かります。
このあとゴールまで雨がふることはなかったので良かったです。
大ダワには10時間20分で到着。
休憩している人たちを横目にトイレを済ませたあとはすぐにスタート。
大岳山直前の岩場の登りを越えて
直後の岩場の下りも慎重に攻略。
ここまでくればあとはほとんど下り。
御岳山直前の水場はスルーしてとにかく走ります。

第3関門の長尾平には11時間50分で到着。
このままいけばサブ14は間違いないなと。
御岳山から日の出山までの下りで
ハムストリングが痛みだしますがまだ何とかなりそうな痛み。
スピードを落としつつも走り抜けます。
山頂直前のの石段を登り日の出山に到着。
ここで最後の休憩。
ストックを片付け、最後の下りを走り抜ける準備。
そして夜景。

曇ってるから見えないかなと思ってたけど、まあまあ見えました。
ちなみに昨年は晴れてたのでもっと綺麗に見えてこんな感じでした。

まあ、iPhoneのカメラなので見た目ほど綺麗には映らないのですが…
日の出山を越えるとあとは金比羅尾根をひたすら走るだけ。
とはいってもまだ10kmほど残っているわけで、暴走しすぎないほどに飛ばして走ります。
この区間では前のランナーをかなりの数抜かしていきます。
そして残り5km地点を過ぎたところでまだまだ大丈夫そうな雰囲気なので更にスピードアップ。
飛ばせ!飛ばせ!
前にランナーを見つけたらその姿を目標についていって、追いついたらすぐに抜かしてといった感じで
とにかくひとりでも多く抜かしていきます。
もう足が売り切れる心配がないのだからいくらでも飛ばしていける!
そして金毘羅神社過ぎのコンクリート舗装の道に入ると残りあと僅か。
舗装路の下りをほぼ全速力で下るのは膝にかなりの衝撃ですが気にしない。
そして五日市会館への最後の曲がり角を越えると目の前に2人のランナーが。
最後だ!抜かせ!抜かせ!
一人目を抜かし最後の一人が追ってくる自分に気づいたのかスピードをあげますが
こちらもさらにスピードアップして最後の100mほど手前で抜かしてフィニッシュ!

13時間21分でのフィニッシュでした。
まず無理だろうなと思っていた13時間半を切るタイムで走れてびっくり。
この1年間トレランの経験を積んできた成果が出たのだと思います。
終わってみれば苦しみながら初完走した昨年のような感動はありませんでしたが、
他にあまりない夜間のレースはやはりテンションが上がりましたし、
最後ものすごく気持ちよくゴール出来て最高な気持ちでした。
また来年も参加したいな。