第23回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)に出場してきました(Part3)
前回からだいぶ間があいてしまいましたが
10月31日から11月1日にかけて行われた「日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)」に出場してきたときの模様です。
前回まではこちら。
第23回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)に出場してきました(Part1)
第23回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)に出場してきました(Part2)
第2関門〜御前山
スタートからちょうど8時間で第2関門の月夜見第二駐車場を出発。
第2関門までは常に前後に人がいる感じだったのがここからは単独走に。
前後にあまり人がいないので自分のペースで快適に進めます。
しかしながら先程の関門で食べたshotzが合わなかったのか気持ち悪くなってきて、
やはり初めて食べるものをレースで使うのはいけませんね。
(ちなみに私は普段レース中に補給するジェルは紆余曲折を経て「ザバス ピットインエネルギージェル」にしています。味も自分にあっているし1パッケージあたりのカロリーも高く(170kcal。他は100〜120kcalのものが多い)、多少かさばるけどキャップがついてるので補給後に汚れないのがいい。今回は他のものにもチャレンジしてみたくなってちょっと冒険してみたけどやはりいけませんでした。)
15分ほどで小河内峠に到着。
ここからは御前山に向けて登りが続きます。
ところでこのあたりでハイドレーションの水を吸おうとしたのだけど、いくら吸っても水が出てこない。
先ほどの関門で補給をしたはずなので水がないというのはありえないわけで、
さきほどまでは問題なく吸えていたので故障というのも考えづらい。
ザックをおろして確認しようかとも思いましたが、このあたりはあまり休憩できそうなところがないのでしばらくはサイドポケットに入れたポカリスエットを飲みながら進みます。
しばらく登りを進んでいくと御前山直前の惣岳山に到着。
そういえば初出場だった一昨年は、ここまでの登りが辛くて、しかもここが御前山のピークだと勘違いしてしまい気持ちがかなり折れたりもしました。
昨年は周りに合わせて登っていたら辛さを感じずに登れて、今年は水の出ないハイドレーションのことを考えていたらあっという間に着いた感じで、毎年着実に成長しているのを感じます。
さて、ここにはベンチがあるのでザックをおろしてハイドレーションを確認。
水はたっぷりと残ってるし、漏れている様子もなさそうだし、さてどうしたものやらと本体とチューブの継ぎ目を確認したところきちんとはまっていなかったことが発覚。
補給したときにきちんと確認しないままにしたのがいけなかったか。
チューブをはめてカチッと鳴ったのを確認して水を吸ってみると、ちゃんと水が出てきて、よかったよかった。
惣岳山を出発して御前山に到着。

御前山〜第3関門
ここからしばらく下りが続きます。
結構急なところもあってここまで酷使してきた膝にはダメージもあったりしますが進んでいきます。
このあたりから再び集団になってきたので前の人について行く感じで進みます。
しばらく進むと大ダワに到着。
このあたりでライトが少し暗くなってきたので電池交換。
順調に行けばあと3時間ほどでゴールなので電池が保つかもしれないけど、
最後の金比羅尾根で暗くなって全速力で飛ばせなくなるのは辛いのでここで交換しておくのがいいかと。
大岳山へと登る道は岩場が続きます。
一昨年、昨年ともっときつい岩場だった気がしていたのですがあっという間に通過。
大岳山には10時間30分で到着。

ここまで来れば日の出山を除いて登りはない。
大岳山頂からは岩場の急な下り。濡れて滑りやすくなっているので慎重に下ります。
御岳山直前からは道幅も広く傾斜も少なく非常に走りやすいコースに。
天然の水場があったりしますが、まだたっぷりと残っているのでスルーしてダッシュ。
そして御岳山長尾平の第3関門に到着。この時点で11時間10分。

昨年はここからゴールまで1時間30分で行っているので、
目標だった12時間台でのゴールはほぼ確信。
第3関門〜ゴール
御岳山の商店街を通りすぎて日の出山への道を進みます。
日の出山山頂に到着。
いつものことながら夜景が綺麗です。

もっとゆっくりと夜景を見ていたいですが、ここは先に進みます。
ここから先下りで邪魔になるのでストックをザックの中にしまい、
また、暑くなってきたのと、この先雨はなさそうなので、着ていたレインウェアを脱いで半袖シャツにアームカバーというスタイルで先に進みます。
さあ、ここから先は下りしかない。
後は飛ばすのみ。
しかしながらなかなかスピードに乗れない。
この金比羅尾根では全速力で走るのを想定していたのでこれは痛い。
昨年はこの辺り全力に近いペースで進めていたのでかなり気持ちよく進めていたのですが、
このあたり単独走になってきたので自分の意志でスピードの上げ下げができるわけで、しかしながらそれでも
自分の理想とするペースで進めないということはどういうことか。
前半は自分が予想していたよりも速いタイムで進めていたので、自分の実力が上がっていたのだと思っていたけど、
それは周りの人に引っ張られていたからなのかもしれません。
あるいは前半快適に進めていたと思っていたのが実力以上のペースで、そのツケがここに来て回ってきてしまったのか、
理由はわからないけどとにかくゴールまではあとわずか。
途中木の根っこに足を引っ掛けて転んでしまったり、もう疲労困憊の状態になってしまいましたが、とにかく前に進みます。
それにしても自分がこのあたりヘロヘロのペースなのにそれでも前の人を抜くことがあっても後ろの人に抜かれていないということは、前半型の人が多いということなのか。
自分はどの大会でも前半の順位よりも後半のほうがいいので、慎重に入り過ぎるのが良くないと思って今回は前半から前に行ったつもりだったのだけど、前半を今回よりもっと飛ばすべきだったのか、
それはわからないけどもう少しでゴール。
金比羅神社を過ぎると舗装道路に。
急傾斜のガタガタな舗装路なのでここまで70km走ってきた膝にきます。
そして五日市の町内に入ります。
前方にランナーを発見。最後ダッシュで抜かそうとしますがなかなか抜かせず、最後の交差点で引き離されて諦め、
そしてゴール。

12時間48分で到着。目標だった12時間台は達成できました。
最後の第3関門からゴールまでの区間、昨年は1時間30分だったのが今年は1時間37分もかかっており、
ここまでは順調だっただけに悔やまれますが、それでも満足いくタイムだったので良かったです。
ゴール後
ゴール後はだんべい汁をいただいて

光明山荘までバスで移動して温泉に入りますが、入浴待ちの列ができていて1時間待ち。
しかも浴槽のお湯の温度が熱湯コマーシャルかってくらい高くて入ることができず、まったく落ち着きませんでしたが、
汗を流すことはできたのでよかったか。
その後会場の体育館で仮眠をとった後表彰式を観覧。

男子は奥宮俊祐選手が10回目の挑戦にして初優勝。

女子は北島良子選手が5回目の挑戦にして初優勝と、
ここ数年新鋭の選手の優勝が続いていた中ですが、今年はハセツネのベテラン勢の優勝となりました。
おめでとうございます。
記録
とりあえず昨年、一昨年とのタイムの比較。
| 2013 | 2014 | 2015 | |
|---|---|---|---|
| 第1関門 | 5時間25分 | 4時間12分 | 3時間49分 |
| 第2関門 | 10時間17分 | 8時間18分 | 7時間43分 |
| 第3関門 | 14時間54分 | 11時間50分 | 11時間10分 |
| FINISH | 16時間43分 | 13時間21分 | 12時間48分 |
とりあえず昨年よりも記録を伸ばせてよかったかなと。
来年はハセツネの日程が例年通り10月の体育の日の連休になってしまうので、再挑戦を目指しているUTMFの日程との兼ね合いもありますが、
もし出場することになったら12時間前半、あわよくばサブ12を狙えるくらいにはなりたいですね。