【親不知→上高地】北アルプス縦走してきました。(4日目)
8月10日から13日にかけての北アルプス縦走、4日間の日程も今日で最終日。
無事に上高地までゴールしたいところです。
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烏帽子小屋→水晶小屋
最終日の行程は烏帽子小屋から野口五郎岳、鷲羽岳、槍ヶ岳を経由して上高地に下山するというコース。
18時45分上高地発の最終バスに乗らなければいけないのでそこがタイムリミットです。
乗り遅れたら帰れなくなってしまうので早めに出発しようと深夜0時ころに起床、
パンを食べて準備をして0時30分に出発しました。
空は晴れていて月の明かりがきれいです。

烏帽子小屋から先のコースはいわゆる裏銀座、昨日のもろい登山道で歩きにくいコースと比べたら格段に歩きやすいコースでスムーズに進めます。

2時間ほど歩いて野口五郎小屋に到着。

小屋の周りや屋根が石で固定してあって富士山の山小屋みたいです。

ここから15分ほどで野口五郎岳山頂に到着。

野口五郎岳山頂から下り始めると岩のところが多くて歩きにくい感じになります。
野口五郎岳の「五郎」って岩がゴロゴロしているというのが名前の由来らしいですね。
4時を過ぎると少しずつ明るくなってきて

東沢乗越のあたりに来ると東側の空が赤くなってきました。

ところで深夜0時半から動いているのでそろそろお腹が空いてきました。
ここで残っていた最後の1個のスポーツようかんを食べて、これで持っている補給食はゼロに。
水晶小屋まで1時間ほどなのでそこまで行ければ何らかの食料はあるはず。
水晶小屋までの登りを進んでいると

日の出の時間を迎えます。


そして水晶小屋に到着。
水晶小屋→双六小屋
水晶小屋に日の出前に着ければ水晶岳の山頂に行って日の出を見るというのも考えていましたが、
これから山頂に行くとこのあとの行程を考えると上高地に着くのがギリギリになりそうなのでパスして先に進むことにします。
とりあえずまずは食事と思い小屋の中に入ると、カップヌードルだけではなくてお菓子類も売っていました。ここでキットカットとスニッカーズを購入。ようやく行動食になりそうなものを手に入れることができました。
この先は山小屋の多いエリアになりますが、それでも途中で食べるものがあるという安心感には代えがたいものがあります。
小屋の中はちょうど日の出の時刻を過ぎて出発しようという人が多くてごった返していますが、そんな中で小屋の入り口近くのテーブルでカップヌードルを食べて出発です。
東の方には槍ヶ岳が見えました。

西の方には雲ノ平。いつか行ってみたいところです。

ここから先は人が多くなります。
ちょうど日の出を過ぎて出発しようという人が多い時間帯でしょうか。
ここまでのコースでは白馬岳と唐松岳付近以外はほとんど人の少ない道を歩いてきたのでびっくりです。
ここまでに眠さと疲労がたまっていたのに加えてすれ違いが多いのでそのたびにストレスになります。
もう少しで鷲羽岳。

鷲羽岳に登頂。

鷲羽岳から下ります。
下り始めると三俣山荘が見えてきます。

三俣山荘に到着。

先ほど水晶小屋で食事をしたのでここでは水を補給しただけで出発。
テント場から鷲羽岳の方向を見ます。

2年前にここでテント泊をしたことがありますが鷲羽岳が雄大で気持ちいい場所でしたね。
この時点で午前7時過ぎ。
この先の行程を考えると時間がギリギリなのでこの先三俣蓮華岳と双六岳には登らずに巻道を選択。

巻道をしばらく歩いて双六小屋が近づいてきました。

双六小屋であんかけラーメン。

いつもここに来るたびにこれを食べています。
売店ではアミノバリューのジェルを購入。これで補給食の心配はなくなりました。
ここまで山小屋のたびにコーラを飲んでいたのですが、ここでは売っていなかったので
仕方なく買ったネクターのピーチ、飲んだらのどから胃に染み渡る感じでこんなにおいしいものだとは思いませんでした。
あとは残すところ槍ヶ岳のみ。
さらに先に進みます。
双六小屋→槍ヶ岳
振り返って双六岳と双六小屋を見ます。

30分ほどで樅沢岳に。

槍ヶ岳がだんだんと近づいてきます。

ところが槍ヶ岳が近づくにつれてだんだんと曇ってきます。
千丈乗越に来た時には槍ヶ岳の姿は見えなくなっていました。

13時ころに槍ヶ岳山荘に到着。
山荘に到着したころに曇り空が一瞬晴れてきます。

よく見ると山頂に向かう道は麓から渋滞。
山頂までは往復で1時間かかるとして、
18時45分のバスに乗らなければ帰れなくなるので残り5時間半余り。
ここから上高地まではコースタイムで8時間なので6割ちょっとかかるとして5時間。
渋滞がなかったとしても下山が間に合わなくなってしまうので山頂は回避して先に進みます。
ここで昼食を食べようと思ったらレストランはものすごい人。
仕方がないので売店でチョコレートを買って食べて出発です。
槍ヶ岳→上高地
槍ヶ岳山荘から下ります。

あとはひたすら下るのみ。
途中では雪の上を猿が歩いていたりします。

しばらくはひたすら下って槍沢ロッジに到着。
ここで休憩。この山行最後のコーラを飲んで出発です。
ここからはほとんど平坦な道を進みます。
このあたりで後ろから追ってくる2人組が。
先に行ってもらおうとしますが、別にいいですよーなどと言って先に行ってくれない。
スピードを上げても後ろからついてくるのでカーブのあたりで走り出して差をつけました。
後ろにずっと付かれるってストレスになるものですね…
そして横尾に到着。
ここからは穂高岳・涸沢方面からの道も合流してにぎやかに。
すでに夕方5時近くになっているのでテント場からは食事のにおいが漂ってきたりします。
このあたりは登山道というより観光地に近いので登山っぽくない人も多くなってきますね。
とはいえもう登山する人のほとんどいない時間帯なので道はガラガラ。
すれ違う人もほとんどいません。
徳澤のキャンプ場を通過した時には焼き肉のいい匂いが。
帰ったら肉を食べたいなーと思いながら進みます。
明神を過ぎてあと20分もあれば到着というところで雨が降ってきます。
あと少しなのに。
レインウェアを準備する時間をかけるよりはこのまま濡れたまま進んでも大したことないかなと
ここまでは早歩きで進んでいましたが走っていくことに。
そして上高地に到着。
到着したのは18時15分頃。なんとか最終バスの30分前に到着することができました。
上高地はもうほとんどの人が返ってしまったのか、売店も閉まっていてバス待ちの人が十数人いる程度。
いつも下山した時には混雑で嫌になるくらいですがこれはこれで逆にさみしいですね。
というわけであとはバスと電車を乗り継いで自宅まで帰ったのでした。
今回の山行、なんとか予定通り親不知から上高地まで4日でたどり着くことができましたが、好天に恵まれたというのが大きかったのかなと。それでもコースタイムの6割で進むのが目標だったのに実際には8割近くかかって終始余裕のない行程になってしまい、自分の力不足を実感しました。
もっと精進が必要ですね。
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