スペインでトランスグランカナリアに参加してきました(レース後・翌日篇)
長らく書いてきた「TRANSGRANCANARIA」も今回が最終回。
前回は苦労しながらもなんとかフィニッシュした様子を書きましたが、
今回はレース後と翌日の様子です。
前回フィニッシュ篇は↓から
「TRANSGRANCANARIA」の最初から読む場合は↓からどうぞ
フィニッシュ後

レースのフィニッシュ後は椅子に座ったまましばらく立ち上がれませんでした。
座ってレースを振り返りますが、
今回はこのレースをターゲットに体調を整えたりといったことはせず、
(2月に別大マラソン、青梅マラソンが続いたのでその後にいったん切れた状態でした)
さらにレース前にフィンランドの寒い中で過ごしてからのグランカナリア入りだったのでそれがいけなかったのかななどと思ったりします。
とはいえ、今回はあくまで長期休暇中の観光の一環なのでそこまで深刻に考えることもないかなと。
昨秋の台風でトレイルランニングレースが軒並み中止となり昨年4月のUTMF以来の100km超のロングレースとなりましたが、それでも完走できたのはよかったのかなと。
今度来ることがあればちゃんと整えてガチの体制で臨みたいですね。
というわけで10分近く休んで立ち上がって帰ろうとしたところでスタッフの方が写真を撮ってあげるというので記念撮影してもらいました。
まずは普通に1枚と、メダルを噛んでというのでもう1枚撮影。

日本ではオリンピックのメダリストがメダルを噛んで批判されたことがありましたが、ヨーロッパでは当たり前の行為なのでしょうか。
皆さんはおっさんの気持ち悪い写真など見たくないと思うので写真にはモザイクをかけましたが、ものすごく疲れ切った表情で写っています。
あとは日焼けで肌が真っ赤。3月とはいえ南国で1日中日差しを浴びていたらこうなりました。
フィニッシュ会場では特にイベントがあるわけでもないので、そのまま歩いて受付会場の「ExpoMelonerus」に移動します。
昼間は観光客でにぎわっている海沿いもほとんど23時過ぎともなると人がいなくて閑散としています。
10分ほど歩いて受付会場があった「ExpoMelonerus」に到着。
案内には会場の外にBarがあるように書いてあったのですが、何もありませんでした。
アルコールはホテルに帰るまでお預けですね。
ここではスタート前に預けた荷物を受け取り、マッサージのブースがあったので施術してもらうことに。
マッサージの眼鏡のおねいさんが素敵で疲労がふっ飛んでいきそうでした。
とはいえマッサージだけで足が回復するわけはなく、
そのまま足を引きずりながらホテルに戻って眠ったのでした。
レース翌日
翌日はゆっくり朝9時ころに起床。
朝食をとったあとはベッドの上でごろごろしていましたが
一日中何もやることがないので昨日のフィニッシュ地点で行われる表彰式を見に行こうかと。
ホテルから出て歩いている途中で車から「日本人の方ですか?」と声をかけられます。
こんなところに日本人?と見てみるとTRANS360°に出場していた有名選手。
いきなりのことでびっくりしたりしましたが、軽く言葉を交わします。
日本語を話したのはラハティのスキー場で日本人に会った時以来なので1週間ぶりでした。
それにしても自分が苦労したレースの倍の距離に挑んだことに関して敬意しかないですね。
脚はまだ少し痛みますが2㎞弱歩いてマスパロマス灯台へ。
到着したらすでに表彰式は始まっていて各部門の表彰が行われています。



自分のレース前日にフィニッシュを見物したTRANS360°のルカ・パピ選手もいますね。

私が出場した128km TRANSGRANCANARIA Classicの表彰。

2018年のUTMFではパウ・カペル選手を最後に抜かしたディラン・ボウマン選手が優勝しましたが、今回はディラン選手は3位、パウ・カペル選手とパブロ・ビジャ選手が同タイムで優勝です。

女子の方はケイトリン・ガービンが優勝。昨年のUTMFで優勝した中国のシャン・フージャオ選手が2位でした。

という感じで表彰式を見物の後は海でぶらぶら。

昼食はのんびりビールとアヒージョ

グランカ「ニャ」リア

というわけで、3月に出場してから約半年たってしまいましたがようやくTRANSGRANCANARIAの様子を書き終えました。
このあと例の疫病が猛威を振るい、世界中でランニング大会が中止となってしまいました。
そんな中ギリギリのタイミングで出場できたこの大会、苦戦はしましたが非常に楽しむことができました。
今後海外でのレースに出場することはしばらく難しいかもしれませんが、またいつか来たいですね。
レースの最初から見る場合はこちらからどうぞ↓
次回はこの後の予定が変更になりバルセロナへの移動となった様子です。


