スペインでトランスグランカナリアに参加してきました(レース前日篇)
さて、スペインのグランカナリア島に到着して翌朝になりました。
今日は「TRANSGRANCANARIA」のレース前日です。
前回ヘルシンキからグランカナリアの移動の様子は↓からどうぞ
グランカナリアの朝
昨日は深夜11時過ぎに到着して暗くて何も見えませんでしたが、宿泊先のホテル「Maspalomas Oasis Club」はこんな感じ。

プールもついたリゾートホテルです。

1泊9000円ほどで朝昼夜の食事つき。さらにバーのアルコールや軽食もすべて込みでこの値段なのでいいホテルだと思います。
ホテルの周りを見てみると

素敵な景色が広がります。

レースじゃなくてのんびりレジャーで来るべき場所ですね。
というわけでレースの受付に向かいます。
TRANSGRANCANARIAとは
西アフリカのモロッコの西側の沖にあるスペイン領カナリア諸島・グランカナリア島で毎年早春に行わる大会です。
まだヨーロッパ本土が寒い時期に真っ先に行われるのでヨーロッパのトレイルランニングの開幕戦ともいわれ、世界各地から錚々たる面々がやってきます。
今回は日本のUTMFに出場したこともあるパウ・カペル選手、ディラン・ボウマン選手、シャン・フージャオ選手といった選手などが出場。
世界のトレイルランニング事情にあまり詳しくない私でも知っている人がたくさんいて豪華メンバーです。
このレースの歩みについてはおなじみ「Dogsorcaravan」さんの記事が詳しいです。
この大会には
グランカナリア島を1周する262㎞の「TRANS 360°」、
グランカナリア島を南北に縦断する128kmの「CLASSIC」、
CLASSICのコース途中からフィニッシュ地点に向かう
65kmの「ADVANCED」、
42kmの「MARATHON」、
30kmの「STARTER」
といった部門があり、自分が出場するのはそのうち128kmの「CLASSIC」。
UTWT(Ultra-Trail World Tour)の1戦になっているのもこの部門で、先ほど紹介した有力選手もこの部門に出場します。
エントリー
エントリーはWebから行うことができ、英語にも対応しているのでそれほど不自由なくできました。
ただ、出場に当たって医師の診断書が必要でした。
私は普段病院に通っておらずかかりつけの医者がいないので、会社の産業医の先生に頼みました。
前日受付へ
前日受付の行われる「ExpoMeloneras」に向かいます。
今回はフィニッシュ地点の「Falo de Maspalomas(マスパロマス灯台)」と受付会場の「ExpoMeloneras」に近い場所を宿泊先にしたので歩いて向かいます。
ホテルから出て

徒歩10分ほどで到着です。

入口には大きな看板が。

中に入るとコースプロフィールが


会場案内図

ホールの中に入るとEXPOが行われています。

日本ではあまりなじみのないメーカーのブースもあったりします。

「WOMEN LEAD THE TRAIL」ということで女性にスポットライトが当たっていたりします。

受付の列に向かいます。

各部門ごとに列が分かれていますがガラガラです。

受付のスタッフの方が英語がわからない人だったので苦戦しますが、
ナンバーカードと参加賞と荷物預かり用の袋をもらって受付終了です。

フィニッシュ地点・マスパロマス灯台へ
この日はこの後予定もないのでフィニッシュ地点のマスパロマス灯台まで行って海を見ようかと。
受付会場をでてちょっと歩くと

ショッピングモールに。

ここまで来ると日本も中国もタイも一緒くたにされてしまうのですね。

そして海に。

マスパロマス灯台のふもとにフィニッシュ地点が設営中でした。

ビクトリーロード。明後日はここに無事に帰ってきたいです。

マスパロマス灯台の上に登ります。

頂上までは行けず建物の屋上までですが

遠くに見える山々を走るのですね

気温は29℃。とりあえず暑いです。

昨日まで北欧のフィンランドにいて-10℃近い気温のときもあったので、1週間のうちに寒暖差40℃を経験していることになりますね。
歩いてマスパロマス砂丘へ

砂と海

砂丘のオアシス

ひたすら砂の中を歩いていたら疲れてきました。

というわけで戻ります。

足だけですが海につかります。

グランカニャリア

昼過ぎなので食事をしようと海沿いの店へ。
とりあえずビール

アヒージョをいただきました。

食後もしばらく散歩してたらスポーツマッサージの店があったので入ってみます。

マッサージしてくれたのがメガネの素敵なおねいさんでした。
マッサージで筋肉もほぐれたので明日のレースに向けて準備万端です。
というわけで今回はここまで。
次回はレース当日スタートまでの様子です。



