第30回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)に参加してきました。(Part3)
10月9日~10日に行われた第30回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)、
今回はレース後半の様子です。
悪天候で調子が悪くてテンションが下がる中ですがとにかく進みます。
前回は↓からどうぞ
第2関門 月夜見第二駐車場
月夜見第二駐車場に到着したあたりでまた雨が強くなってきました。
ここではポカリスエットと水を合計1.5リットルまで補給できます。
前回まではエイドのスタッフが注いでくれるので指定した容量を補給できたのですが
今回は500mlのペットボトルで渡されるので500ml単位でしか補給できません。
気温が高くないので水分の消費量も少なくてこの先もそんなに消費しなさそうなので
ポカリスエットを2本もらうだけにしました。
ちょうど収用車が来てリタイアした人が乗せられていくところでした。
今回は絶対にリタイアしないと決めているので先に進みます。
月夜見第二駐車場→第3関門 御岳山
雨が強まってきたところですが、もう半分以上過ぎているので気持ちは楽な感じです。
ここからは走りやすいコースになるのですが相変わらず道が泥だらけなのであまりスピードは上げられません。
しばらく進んで登りに入ると惣岳山へ。
明かりが見えてきたところで
御前山に。あと登りは2つくらいかな。
ここからは下りが急で泥だらけだときついなと思っていたのですが
いつの間にか木道ができていたみたいです。
大ダワに到着。
50㎞地点を過ぎて
このあたりからなんとなく調子が上がってきた感じがしてきました。
もう少し進むと大岳山へ。
大岳神社を過ぎて
御岳山に向けて進みます。
このあたりは下り基調の走りやすい道なのでスピードを上げて進みます。
そして第3関門の御岳山に到着。
タイムは10時間28分。
ここからフィニッシュまで飛ばせば1時間半で着けるので頑張れば12時間は切れそう。
これまで不本意だったけどここからもうひと踏ん張りでいこう。
第3関門 御岳山→FINISH
御岳山を越えて参道を通っていきます。
深夜なので人はいないですね。
ここから日の出山に向けてのトレイル。
とにかく走ります。
最後の階段を登って
日の出山に到着です。
天気が悪いので夜景はほとんど見えないですね。
さあ、あとはここから下るだけ。
トレイルは泥だらけで水たまりになっていますがそんなの気にせずにとにかく飛ばします。
ここまでどれだけ調子が悪くてもこの金毘羅尾根を飛ばせばすべてが吹き飛ぶ感じがします。
走るのが気持ちいい!!
そう思いながら進んでいってラスト2㎞で金毘羅神社を過ぎました。
あとはロードを進むだけ。
ロードに入ってからも前には数名のランナーがいたので抜かしていきます。
そして最後の交差点を曲がってからも前に人がいたので猛ダッシュ!
ゴールの作法なんて関係ない!
とにかく目の前の人を抜かせ!
最後抜かしてフィニッシュ!
FINISH
タイムは11時間54分。なんとか12時間は切りました。
あとでリザルトを確認したところ自分はエリートの部で最後に抜かしたランナー数名はいずれも一般の部だったようで自分よりも15分近く早いタイムだったということで、最後に抜かした意味はなかったようです。
それはさておき、2016年の自己ベスト10時間38分には及ばなかったけど暑さで苦戦した2017年、2018年のタイムは上回ってセカンドベストということで意外な感じです。
とはいえ本来なら10時間切りを目指したいところでこのタイムは不本意なところ。
次回出場の際にはきちんと体調を整えてちゃんとしたレースができるようにしたいですね。