UTMF 2022 に参加してきました。(Part7)
UTMF2022、最後のエイドに到着し、残すところあとわずか。
いよいよ富士急ハイランドのフィニッシュ地点に向けて進みます。
前回は↓からどうぞ
U9富士吉田
U9富士吉田にはスタートから21時間24分で到着します。
当初の予定では23時間15分を想定していたので2時間近く速いタイムで来ています。

場所は毎回変わっていますが、富士吉田のエイドは2018年にボランティアをして、2019年にはレースが雪のため打ち切りになった何かと縁のある地点です。

とりあえずボトルに給水。
今回の大会はエイドでの給水がウォーターサーバーでの提供で、冷えた水が提供されるのが非常にありがたかったです。
さて、ここ富士吉田の名物と言えば吉田のうどん。
大鍋で準備をしています。

まだ選手があまり到着していないのでテーブルの上には並んでいなくてリクエストをしてから器によそってもらいます。

疲労で固形物をなかなか受け付けなくなっているので麺を食べるのに時間がかかりました。
コーラを飲もうとしたら缶を落としてしまい、開けたら炭酸が噴出して顔にかかってしまうということもありましたが出発します。
仮眠用のテントがありましたが、まだ誰もいませんでした。

ところで今大会、レース中に眠くなることはほとんどありませんでした。
前日のスタート時間が遅かったのでゆっくり睡眠をとれたのが良かったのでしょうか。

エイドには13分ほどの滞在で出発。タイムが21時間37分なので残り2時間23分で行ければ24時間を切れるタイム。
もしかしたらいけるかも。
U9富士吉田→FINISH
さあ、残り最後の区間をスタートです。
出発してしばらくは市街地のロードを進みます。

午後1時を過ぎて暑くなってきましたが、しばらく進んで

2019年は富士吉田エイドのあった富士小学校の横を通過します

前回はここに到着した時にレースの打ち切りが知らされてこの先には行くことができませんでした。

ここからは前回走れなかったルート。
フィニッシュに向けて進みます。
大雨が降ったら土砂崩れで崩壊しそうなソーラーパネルを見ながら

霜山への登山口へ。
入口にはStravaの幟が。

この霜山の登りのセグメントで「UTMF 2022 The Last Climb」というチャレンジが行われていました。

自分はエントリーを忘れていたのでチャレンジには参加できませんでしたが…
ここから登ります。

霜山への登りは緩やかな登りが延々と続く感じで頑張れば走ることができる傾斜なのですが、ここまで140㎞以上走ってきた中では歩くことしかできません。
それでも早歩きはできるので登りでペースを落としている人を何人か抜かしました。

登山口から1時間ほどでピークに到着。

ここまで来れば大きな登りはなく、走れる稜線なのであとは楽に行けるかなと思ったところで、後ろから声と足音が聞こえてきます。
勢いよくやってきたので道を譲ると、女子3位の星野選手がカメラマンを引き連れているようです。

平坦なところではついていきますが、下りになると一気にスピードを上げて引き離されてしまいます。
自分は下りが苦手なのでどうにかしたいところです。
稜線から巻道に入って

林道を横断して

階段を登ると

天上山へ

木の陰から富士山が見えます。

さあここからは最後の下り。
残りは5㎞ほどで23時間25分。
ペースを落とさなければ24時間以内でいけるな。
下りに入ります。

急傾斜なところもあって膝が痛くなったりしますが残りわずかなので力を振り絞ります。
残り3㎞地点を過ぎて

トレイルの出口で順位確定地点。

男女ともに上位10人までの選手はここで順位が確定し、このあとの富士急ハイランドまでの道のりはビクトリーロードということになります。
しかし自分はまだここではレースは終わらず最後まで走らなければなりません。
ここからは市街地に入って

富士急ハイランドが見えてきました

交差点で信号を待ちます。

横断歩道を渡って

富士急行線の踏切を越えると

先ほど抜かされた女子3位の選手がすでに順位が確定して歩きながらインタビューを受けている横を通過して
富士急ハイランドが近づいてきました。
フィニッシュ
富士急ハイランドの敷地に入るとFUJIYAMAの絶叫を聞きながら進みます。

駐車場に入る手前で残り1㎞

国道を越える跨線橋を渡ると

富士山が見えてきました。

手前にはほぼ12時間前に通過した88㎞地点のエイドU5富士急ハイランドのテント群が。

もう関門時間は過ぎているので誰もいないようです。
エイドの入り口とフィニッシュに向かう道との分岐点を直進し、

100mほど先に歩いているランナーが見えますが、ここまで来たら「ゴールの作法」なのでスピードを上げて抜かすようなことはしません。
フィニッシュ会場のコニファーフォレストに入るゲートを通ります。

そして会場に入ると

↓Youtubeのライブ中継で配信されていたようです

会場の外周を回って

いよいよフィニッシュゲートに

夢のゴールテープが目の前に

そしてフィニッシュ!

タイムは23時間51分58秒、総合44位、男子42位。
目標の26時間、100位以内を大幅に上回る結果です。
念願のフィニッシャーズベストを手にしました。
(2016年と2019年にももらっていますが、打ち切りになったレースなので本物ではないという認識です)

中止になった2020年、2021年、そして今年2022年と3年分の思いが詰まったベストです。
(決して使いまわしとは言わない)

レースを終えて
2013年にトレイルランニングを始めて以来、また、2015年の初出場以来、長年夢見てきたUTMFのフィニッシュゲートをようやくくぐることができました。
2015年は関門アウトで泣いて、2016年はレース短縮に落胆し、2019年は途中打ち切りで泣いて、今回フィニッシュ地点ではもっと感動するのかと思っていたのですが、とりあえずホッとしたという思いです。
途中膝の痛みはあったものの特にトラブルはなく終わってみればあっという間だったような気がします。
それもこれまでの間モチベーションが下がる時期もありつつなんだかんだで頑張ってきたからなのかなと。
ようやくUTMF完走という目標を達成できたのでこれで次の一歩が踏み出せそうです。
とはいえ今回も天子山地を迂回して100マイルではないUTMFだったので
次回は天子山地ありのフルコースでリベンジですね。


ランナーでもなんでもない一読者ですが、いつも楽しく読ませて頂いています。完走おめでとうございます!
>koiさん
読んでいただきありがとうございます!ようやく完走できました!