第27回大田原マラソンを走ってきました。
11月23日に行われた大田原マラソンを走ってきました。
・制限時間4時間
・仮装禁止
・一般ランナーもスペシャルドリンクを置ける
・3時間、3時間半のペースメーカーがいる
といった浮ついた雰囲気のないまじめに走っているランナーにやさしい大会なので、個人的にコンセプトが好きでここ3年連続で参加している大会です。
Webサイトに「制限時間4H 自己への挑戦状」とあるようにその辺りを大会側としても意識しているのだと思います。
この大会での記録は一昨年は3時間36分、昨年は3時間33分と向上してきていて、
今年は3月の板橋Cityマラソンでここ数年目標にしてきたサブ3.5(3時間半切り)を達成しているので、
ここでもサブ3.5を達成できればかなりの自信になるな、と臨んだ大会です。
ただ、板橋のようなフラットコースではなく、前半下って後半登るというアップダウンのあるきついコースなので記録的にはあまり期待できない大会でもあります。
今回は当日移動ではなく、前日のベガルタ仙台vsセレッソ大阪戦(あー思い出すだけで悔しい)に参戦したので、那須塩原に宿泊し、東京からの新幹線組が来る前に那須塩原駅からのシャトルバスに乗れたので余裕をもって会場に到着出来ました。
それなのに会場に到着後無料のマッサージサービスを受けようとしたら意外と待ち時間が長くて
その後に受付を済ませてスペシャルドリンクを預けたら
スタート30分前と意外に余裕がなくなってしまったので
バタバタとしたスタートになってしまいました。
今回のスペシャルドリンクにはポカリスエット1lに
クエン酸&BCAAを溶かしたものにハセツネのときに使って残っていた粉飴を入れ
6箇所の給水で計600kcal取れるようにしてあるので、
いつもはウェストポーチに入れているジェルは持たずにスタートしました。
そして午前10時ちょうどにスタート!
スタート地点は32秒で通過。
陸上競技場出口で渋滞し止まってしまうこともあり
1km地点は6分ちょうど位で通過。
その先は混雑はしているもののだいたい自分と同じくらいのペースなので気持よく走れます。
この大会、前半は下り基調のコースなのであまり飛ばし過ぎないように心がけつつも
後半の登りに備えてある程度体力の貯金をしておきたいと考えていたので
(「タイムの貯金」ではないです。個人的に前後半ずっと同じペースで行って、後半余裕があったときにさらに頑張って
あわよくばネガティブスプリットになるのが理想だと思っているので、前半に飛ばすということはしないです。)
余裕がありながらも5分/kmのペースを心がけます。
マラソン大会の時はなぜかスタート直前に行っていてもスタート後すぐにトイレに行きたくなってしまうので
タイムの計算をするときには2回行くことは予定に入れておくのですが、
今回は9km地点、13km地点、23km地点と3回も行ってしまったのが誤算でした。
10km地点は50分20秒で通過。予想では50分ちょうどくらいを想定していたので
少し遅いですが、まだ盛り返せる範囲内なので全然気にはしません。
この辺り急な下りもありますが後のことを考え無理はしません。
17km過ぎの折り返しで3時間30分のペースメーカーが前に見えたので追いつこうとしてペースをあげますが
なぜか4分45秒/kmのペースでも追いつくどころか離されていく一方。
おそらく多くの人がそうであるように後半にタイムが落ちていくことを想定してのペースなのでしょう。
これについて行っては最後まで体力が持たなくなりそうなので追いつくことを諦め自分のペースで行くことにします。
20km地点を1時間39分39秒で通過。この10kmを49分19秒。ほぼ想定通りのペースです。
中間地点は1時間44分55秒。単純に倍にすればサブ3.5のペースです。
23km過ぎのライスセンターを曲がると登り基調のコースに入ります。
さらに向かい風が強くなってきてかなりペースが落ちてきます。
見た目ではそんなに感じることはありませんが、いままでと同じ4分50秒から5分/kmくらいのペースで走っているつもりが
5分5秒から10秒/kmくらいのペースに落ちているのを見て登りを実感します。
それまでと同じペースでは目標達成できなくなるので5分/kmのペースより遅くならないように頑張り度を上げます。
30km地点は2時間29分30秒で通過。この10kmは49分51秒。
上りに入ってもペースが落ちていないのでいい感じです。
ただ、30km過ぎから右足のふくらはぎが痛み始めてきます。
なんとかだましだまし走ります。
前回フルマラソンを走った板橋でも感じたことですが、
トレイル・ウルトラでの経験が間違いなく役に立ってるなと。
もうこれ以上ダメだと思った地点からの足の持ちがぜんぜん違います。
昨年は一気にスピードダウンした35km地点手前と37km地点の急坂を乗り越えます。
(Youtubeで37km地点の動画がありました。)
40km地点を3時間18分50秒で通過。この10kmは49分20秒。
登りと向かい風がありながらこのタイムはかなりいい感じ。
このままで行けばサブ3.5はもとより自己ベストの3時間28分53秒の更新も可能かもしれない。
(ちなみに自己ベストを出した時の40km通過も3時間18分50秒。その時は残り2.195kmを10分3秒で走っていました。)
残り2kmさらにスピードをあげようとしますが、もうそれ以上飛ばす体力は残っていませんでした。
陸上競技場内に入ってすぐに3時間半のペースメーカを抜かしてゴール。
結果
・3時間29分18秒。
自己ベストには25秒及ばなかったもののこの条件下でサブ3.5を出せたのは収穫になりました。
ただ、このままでは次回出走予定の別府大分毎日マラソン(制限時間3時間半)で関門に引っかかってしまう可能性が大なので
もっと精進を積まなければなりませんね。
応援ありがとうございました。