第25回日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)に参加してきました。(Part2)
引き続き、10月8日〜9日に参加してきた日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)について書いていきます。
前回はスタートしてから今熊神社まででしたが、今回はレースの終盤まで書いていければと。
前回はこちらからどうぞ
第1関門まで
今熊神社を19分半で通過し、順調な滑り出し。周りもそこそこ速い人たちなので、このペースについていければいい感じでいけるのではないかと。
入山峠を53分で通過。

この時点で昨年よりも9分速いタイム。最初の渋滞を回避できたおかげとはいえ、かなりいいタイム。

この辺りではとりあえず周りのペースについていきます。ちょうど自分のレベルにあったペースの集団なのでかなり楽に進んでいけます。
八王子市最高峰の醍醐丸を通過。

そして第1関門の浅間峠には3時間10分で到着。3時間1桁台ではきたかったところですが、昨年は3時間25分だったから15分速いペース。ここから順調にいければ10時間は切れるはず。
スタッフや応援の人が大勢いる中、休憩やトイレはなしでそのまま進んでいきます。
第2関門まで
第1関門の浅間峠を通過してここからは少し走りやすくなるところ。

昨年はここからペースを上げて周りを抜きまくっていったので、今年も飛ばしていければと。
ところが、日原峠を過ぎたあたりから急に力が入らなくなります。
下りや平坦なところでは普通に走れるのですが、登りで力が全く入らなくなりペースがガクッと落ちてしまいます。
いつもは登りでペースを上げて前のランナーに追いついて、抜かしていくのですが、それどころではなく後ろから来るランナーに抜かされるようになります。
三頭山にかけての登りではもう抜かされまくり。こんなに抜かされるのは初めて。なんだか惨めな気持ちになってきます。
目標の10時間どころかこのままだと完走は無理かもしれないと気持ちが切れかかります。
もうリタイアしようかなとふと考えたりしてしまいます。
トップランナーの人が、自分の思った展開のレースにならないと、すぐにリタイアしてしまうことがよくありますが、その気持ちがわかったような気がします。
まあ、自分は低レベルなランナーですが。
日が暮れて霧に覆われてつらいです。

三頭山避難小屋のあたりから雨がぽつぽつと。
天気予報では雨が降るという情報はありませんでしたが、山の天気は変わりやすいものです。
三頭山には5時間38分で到着。

昨年は5時間35分だったので、さっきまでの貯金は使い果たしてしまったようです。ここから先どこまでペースが落ちてしまうのだろうか。
とりあえずもうここからはタイムは意識せず完走狙いに切り替えです。
三頭山からの急な下りはペースを落としてゆっくり進みます。昨年はこの辺りで怪我をしていた人がいたので、体力が落ちたこの状態では気をつけて進むのが無難でしょう。
鞘口峠では毎年電飾を着飾って応援してくれる人がいて、とても楽しい気持ちになります。

一旦ロードに出たりして

第2関門の月夜見第2駐車場には6時間47分で到着。

フロントボトルにポカリスエットを500ml×2、ハイドレーションに水1l入れていましたが、ここまででポカリスエットが残り200mlくらい。背中にあって見えないので今までわかりませんでしたが、水も残りわずかな状態。
この日は暑かったので水分の消費も多かったようです。

とりあえずここでは水とポカリスエットを合わせて1.5lまで補給できるので、ポカリスエット700mlをフロントボトルに、水800mlをハイドレーションに補給。
5分ほどの休憩で再スタートします。
第3関門まで
ところで、このあたりまで下ってきてもいまだに霧の中。三頭山のあたりで霧にかかるのは毎年のことですが、今年は下っても下っても霧の中。
周りが見えなくてさらにペースが落ちてしまいます。
御前山にかけての登り、はじめて出場した2013年はこの登りがつらくてつらくてたまりませんでしたが、その感覚が蘇ってくるようです。
昨年はこのあたりをひょろりと通過できたんだけどな、と思っても足が重いのは変わらず。
登りきって御前山かと思ってもまだ惣岳山。
登りがつらいです。
御前山の直前にはハロウィンの飾りが。

そして御前山に到着。

ベンチがあったので横になろうとしますが、ザックを背負っているのでうまく横になれず。
下ろすのも面倒くさかったので1分ほど横たわっただけで出発。
しばらく下ってちょっと登ったりもして大ダワに到着。

リタイア受付がありますが、もうここまで来たら最後まで行くしかないでしょう。

ところで、ここまで落ちた自分のペースと、周りのペースが同じくらいになったのか、このあたりからは抜かれなくなります。
大岳山に到着。

ここを通過するとあとはほぼ下り基調。
回復してきたのかちょっとずつペースが上がってきます。
綾広の滝で水を補給。

いつもはここを通過していましたが、おいしい水で生き返るような感じでした。
FINISHまで
御岳山長尾平の第3関門に到着。タイムは10時間22分。10時間過ぎちゃったんだな…

参道の商店街を通過して

日の出山へと向かいます。
そして日の出山山頂への登りが最後の登り。
山頂に着いたら看板にはパンダのぬいぐるみが。

写真を撮ったらスタッフの人が「写真を撮ってくれた人ははじめてだよ」って喜んでくれました。
毎年この日の出山山頂から見る夜景を楽しみにしているのですが、今年は霧の中で全く景色が見えません。残念。
ここを越えるとあとは金比羅尾根を下るのみ。
ずっとここまで霧の中でしたが、金比羅尾根を下って標高600mくらいまで来るとようやく霧が晴れてきます。

とにかくひたすら下ります。
この辺り普通に走れてもう完全にいつもと同じ状態。
今までの辛さは一体何だったのか、と思うくらいです。
神社を越えるともうあとわずか。
最後のロードに。

そしてフィニッシュ。

タイムは11時間56分。目標より2時間遅いタイムで不甲斐ない結果ですが、
最後の金比羅尾根で走れたのでなんとか12時間は切ることができたのは悪いなりによかったのかなと。
フィニッシュした後は毎年恒例のだんべい汁をいただきました。


