IZU TRAIL JOURNEY 2020 に参加してきました(終盤篇)
12月13日に出場した IZU TRAIL JOURNEY (伊豆トレイルジャーニー・ITJ)の続きです。
今回はいよいよレース終盤。無事フィニッシュできるのでしょうか。
前回は↓からどうぞ
A3土肥駐車場
51km地点の土肥駐車場エイドには6時間44分で到着。
ここは自分が参加しているITJ70K部門のほかにAround Alone 26Kという短い距離の部門の参加者も通る場所ですが、Around Alone 26Kの選手はエイドを利用することが禁じられているので彼らはそのまま通過していきます。
入口には「血ヘド吐くまで走りこめ」というメッセージがありましたが、ほかにもこのエイドではメッセージが掲げられていて
リタイア受付には「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
補給物の横には「おまえならできる」というメッセージが
もし参加者に中日ドラゴンズの与田剛監督がいたら激怒しそうですね。
ここでは名物のしし汁(猪の味噌汁)が提供されています。
具だくさんで非常においしかったです。
ここでは7分ほどの休憩で先に進みます。
A3土肥駐車場→C6だるま山高原レストハウス
ここから先は達磨山に登ってあとは下るコース。
なのですが、細かいアップダウンが多くて苦労します。
西側には海が見えて
富士山がだんだんと近づいてきます。
そして達磨山に到着。
素敵な景色ですね。
55km地点を通過。
このあたりからはふかふかしたトレイルの下り。非常に走りやすくなります。
きれいに整備された草の道を進みます。
登山道案内の看板にはフィニッシュ地点である「修善寺虹の郷」という文字も見えて、もうすぐ終わるのだなと感じます。
このあたりはハイキング客も多い区間で「がんばれー」って声をかけてもらうと非常に力になります。
そして58km地点、最後のチェックポイントだるま山高原レストハウスを通過。
ここで最後のトイレに寄っておこうと思っていたのですが、前後にランナーがいて道をそれづらく、誘導の方が先に進むように案内していたのでそれに従っていたら通過してしまいました。
あと1時間くらいなので何とか我慢できるでしょうか。
C6だるま山高原レストハウス → FINISH修善寺虹の郷
だるま山高原レストハウスを過ぎると残り8㎞。ほとんど下りなのであと1時間ほどで行けるかな。
ここからは先ほどまでとは違って下りの道の悪い林道。
60km地点を通過します。
舗装道路に入ったり
トレイルに入ったりしながら徐々に高度を下げていきます。
広い道路に出ると車が横を通過したりしますが、走りやすい下りなのでスピードを上げていきます。
小さな道に入って
修善寺虹の郷の外側に来たでしょうか。人の姿が見えてきます。
先ほどまでとは違う角度の富士山も見えます。
かやぶき屋根の建物が見えると
65km地点を通過。あと1㎞ほど。
公園内の木々の紅葉を見ながら進みます。
コースは残りわずか。
ところが最後のロードに入ったところで登りに入ります。
何とか歩かずに走って進んで前にいた人を抜かしますが
最後の登りで再び抜かされてしまいます。
そのままフィニッシュラインへ。
もう一度抜き返そうとしますが、フィニッシュラインに入ってからは「ゴールの作法」なので抜かさずにそのままフィニッシュします。
FINISH
そしてフィニッシュゲートを通過。
5年前に出場した時は鏑木毅さんがゲートで出迎えてくれて周囲にも観客がいてにぎやかなフィニッシュでしたが、今回は選手以外は立ち入れず周りに観客がいないので少し寂しいフィニッシュ。
タイムは8時間35分でした。
レース前に鏑木毅さんが「これを切れば一端のトレイルランナー」と言っていた9時間を切れたのはよかったです。
というわけで2020年のIZU TRAIL JOURNEYは無事終了したのでした。
この疫病下で千数百人規模の大会が開催されたことは非常に意義があることだと思います。
スタッフの皆様や快く迎えてくれた地元の方々には感謝しかないですね。
レース後にStravaの「GRAVEL MASTER」のワッペンと靴下をいただきました。