第13回 小江戸大江戸200kに参加してきました。(Part7)
小江戸大江戸200kの7回目です。
206kmの道のりもいよいよ最後。
川越のゴールに向かって進みます。
前回は↓からどうぞ
おしなりくんの家(158.8km)
158.8kmのおしなりくんの家に到着。
タイムは17時間35分。時刻は午前1時40分。深夜遅くなってきました。
エイドではおにぎりと
スープをいただきました。
前を走っていた人とほぼ同時に到着したので先に出発しようとちょっと急ぎ目に行動。
5分ほどの滞在で出発しました。
おしなり(158km)→舟渡(180.6km)
おしなりくんの家を出ると次の写真撮影ポイントである浅草寺へ向かいます。
まずはスカイツリーの下を通って、言問橋で隅田川を渡ります。
何度も渡った隅田川もこれで最後ですね。
ここから5分ほどで写真撮影ポイント浅草寺に到着です。
指定のスポット浅草寺本堂を撮影します。
これで6つ目の写真撮影ポイントを通過。残すポイントは次の鳥越神社のみです。
宝蔵門をくぐって
深夜なので仲見世は閉まっています。
雷門には行かずに右折して伝法院通りへ
深夜の浅草の商店街を通って
ここから2kmほど進んで
鳥越神社へ。
これで7ヶ所の写真撮影ポイントはすべて終了。
あとは2つのエイドを越えてゴールに向かうのみです。
秋葉原の近くを通って
蔵前橋通りを西に進みます。
ところで、先ほどのおしなりエイドの前で追いついた人とずっと同じようなペースで進んでいたのですが、ペースを上げて先に行こうとしてもなかなか後ろは離れず。
コミュ力のある人なら雑談をしたりするんだろうけど、ちょっと会話したりした程度でつかず離れずのような感じで進みます。
ペースを上げたせいもあるのかちょっと脚が重くなってきました。
本郷通りに入るとちょうど補給のドリンクが切れそうになったところでコンビニがあったので入ります。
店員が掃除中でなかなかレジ対応してくれなくて時間をロスしてしまいましたが仕方ありません。
ローソンなら店員がいなくてもセルフレジがあるからいいのですがね。
ここからは久しぶりに一人に戻って淡々と進みます。
東大の赤門前を通過。
深夜なので誰もいませんね。
駒込駅は閉まっています。
終電を過ぎて始発前なので静かです。
西ヶ原を過ぎたあたりで先ほどコンビニに行っている間に離れて前に行った人がコンビニから出てきたので再び同じくらいのところで進むことになりました。
王子の手前で都電の線路を渡って
駅も暗いですね。
王子からは国道122号を赤羽方面に進みます。
そろそろ脚が疲れてきます。
先ほどまでは自分が前でもう一人の人が後ろで進んできたのですが
このあたりでは自分が後ろで追いかけるような感じでだんだんと差が開いては信号のたびに追いついてというのが続きます。
赤羽の手前で左折するところで、前の人がそのまま直進してしまったので
「おーい!!こっち!」と声をかけます。
声をかけなければ先に行けるな、などと一瞬思ったりはしましたが
この大会は順位を争う競技ではないのです。
線路沿いの道を通って
赤羽駅へ。4時近くなって始発の準備が始まったのか駅には明かりがついていますね。
この先トンネルで歩道がないところがあり階段を登って上を通過するところがあり道迷いかと思うところもありましたが正規のルートを進んでいたようです。
浮間舟渡駅を通過して
このあたりにくると前と差がついて信号では追いつけなくなったところで230kmのランナーにも抜かれます。
まだ30kmくらいあるので無理はせず自分のペースで行くのです。
だんだんと前が見えなくなってきて、
そして180.6km地点の舟渡エイドに到着します。
タイムは20時間17分。時刻は4時20分になりました。
エイドの開設予定時刻は午前7時だったようですが、この時間でも開設されていました。
エイドの中はストーブが焚かれていて温かかったです。
「カタリスト」というサプリがあったのでいただきました。
コーラとスープをいただいてベンチで休みます。
ここでは10分ほど休みましたがベンチがあるところは外なのでだんだん寒くなってきました。
このままだと体が冷えてしまうので先に進みます。
先に到着していた前のランナーはここでしばらく休んでいるようなので先に進みます。
舟渡(180.6km)→秋ヶ瀬(192.5km)
エイドを出てしばらく進みますが、深夜4時半過ぎで寒くなってきたので信号で止まっている間にアームカバーと手袋を出して着用します。
高島平のあたりを進みます。
このあたりでゴルフバッグを持って車に乗りこもうとしている人を何人も見かけました。
ゴルファーは朝が早いと言いますがこんな早くから出発するのですね。
板橋市場を過ぎて荒川の土手に上がります。
土手の上を進もうとしたらコースは土手の下だったようです。
周囲は暗いのでライトがなければ何も見えません。
しばらく荒川河川敷の土手の下を北西方向に進みます。
5時20分頃後ろを振り返ってみると空が赤くなっています。
このあたりで前を走っていた230kmのランナーに追いつきます。
ここからしばらく同じペースで進みます。
同じ200kmのランナーと並走していた時は順位争いが頭の中にあったのですが部門が違ってそれは考えなくていいので気楽に進めます。
5時40分頃になると明るくなって
日の出はもうすぐかな
そして192.5km地点の秋ヶ瀬エイドに到着します。
エイドに入る前に横にあるトイレに行こうとしたら柵に鎖がかかっていてそれを乗り越えるときに引っかかって転んだりしましたが特に問題ありません。
午前5時55分頃に到着です。
エイドではそうめんをいただきました。
美味しかったので2杯目をいただいていると、スタッフの方からライトを消してもいいよと言われます。
午前6時まではライトを点灯させることがルールとなっていたのでこれまでずっとつけていましたが、いつの間にか6時を過ぎていたようです。
秋ヶ瀬(192.5km)→FINISH(206.7km)
6時を過ぎたところでエイドを出発。
ゴールまで約14kmをあと2時間なので確実に24時間は切れるな。
振り返るともうすぐ日の出かな
エイドを出てすぐに河川敷は終わって国道の歩道を走ります。
川越まであと13kmと表示が。
この「川越」がゴール地点かわかりませんが1kmごとに表示が出ているので目安になります。
富士見川越バイパスに入ります。
ここから川越市内に入るまでは一直線です。
6時20分頃に振り返ると太陽が昇っていました
川越まで残り10km。
このあたり周囲の景色の変わらないバイパス道路をひたすら進みます。
あと5㎞。
標識が「川越市」から「川越市街」に変わっていました。いつの間にか川越市内に入っていたのでしょうね。
JR川越線を越える跨線橋を通って
奥に川越市街地が見えてきました。
10kmほど続いた富士見川越バイパスが終わります。
川越市街地へと進む道へ入ると反対側の歩道に260kmのランナーが走っているのが見えました。
川越の蓮馨寺まで戻った後折り返してきたランナーです。
260kmのランナーは川越まで行った後に舟渡エイドまで戻ってまた折り返してくるのでまだ60km近く走らなければならないのですね。
あとはゴールまではもう少し
残り1.5kmほどのところでトイレに行きたくなりギリギリ我慢できなさそう…
ということでファミリーマートに寄ってスッキリして出発。
このあたりで後ろから来た230kmのランナーに追いつかれたのでゴールまで一緒に進むことに。
交差点を曲がるとゴールまであと少し
蓮馨寺が見えてきて
一緒に来た230kmのランナーが「先に行っていいよ」と言ってくれたので
先にフィニッシュゲートをくぐって計測器にタッチします。
自分はここで終わりますが230kmの人はここからまた秋ヶ瀬まで往復しなければならないので大変だなと。
このあと7ヶ所の写真撮影ポイントで撮影した写真をチェックされて
問題ないことが確認されて終了です。
完走証をいただきました。
23時間33分40秒で2位でした。
とはいえこの大会は順位を争う競技ではないので表彰はありません。
タイム的には事前に予測した通りでほぼ想定内でしたが、
2位になるとは思っていませんでした(過去のリザルトから見てだいたい5~6位くらいを想定していました。)
いままで自分が参加した大会の中で一番いい順位だったのでよかったです。
ちなみに今までの最高順位は2017年台湾でのAction Asia X-Trail Taiwanの3位でした。
初めての200kmでしたが、前半の暑かった時期に苦戦した以外は特に問題なく、
淡々とゆっくりペースで長い距離を走るのが向いているかもしてないなと思ったりします。
今後はそういう方向にシフトしていくのもありなのかもしれないと感じています。
トレニックワールドの大会は昨年の彩の国に続いて2回目でしたが、
エイドも充実していて非常に楽しい大会なのでまた参加したいですね。
来年は230km?260km?に挑戦ですかね?
というわけで小江戸大江戸200kの様子でした。
最初から見る場合は↓からどうぞ